学芸員に向いている人の特徴は?「きつい」「楽しい」経験談や仕事内容も掲載

学芸員に向いている人・向いていない人の特徴

学芸員に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?

この記事では、転職支援のプロが学芸員に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが学芸員に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、学芸員の職に就いてみたい方は参考にしてください。

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学芸員に向いている人・向いていない人は?

学芸員に向いている人の特徴

学芸員に向いている人は、段取り良く物事を進められる人です。学芸員は、資料の収集・研究から展示企画、教育普及活動まで、非常に広範な業務を同時並行で担当することが少なくありません。

自ら計画を立て、優先順位をつけながら効率的に多数のタスクを管理する能力が不可欠です。マルチタスクを計画的にこなせる人が、学芸員として活躍できるでしょう。

学芸員に向いていない人の特徴

学芸員に向いていない人は、専門分野以外への関心が薄い人です。博物館や美術館では、必ずしも自身の専門分野に関する業務だけを担当できるとは限りません。

多様な分野の展示や関連業務に対応する必要があるため、未知の分野に対しても誠実に向き合い、学び続ける姿勢が求められます。幅広い知的好奇心を持てない場合、学芸員の仕事は難しいと言えるでしょう。

学芸員についてのよくある質問

学芸員になるにはどんな資格が必要ですか?

博物館法に定められた「学芸員資格」が必要です。 大学で指定科目の単位を修得するか、文部科学省の学芸員資格認定試験に合格することで取得できます。

学芸員とキュレーターの違いは?

日本の法に基づく資格職が「学芸員」で、収集・研究・展示等、業務は広範です。一方「キュレーター」は主に展示企画を担う職務を指し、資格は必須でなく、私立美術館等で使われることが多いです。

未経験でも転職できますか?

未経験からの転職は難しいです。学芸員は専門職であり、多くの場合、関連分野での学識や実務経験が求められます。求人も少ないので、資格を持っていたとしても転職は厳しいでしょう。

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実際に学芸員で働いている人が「向いている」と思う人

学芸員に向いている人

いろんな物事に興味をもてる人が向いてると思います。
また、人と関わることが多いので、コミュニケーション能力が非常に求められると思います。

千結音さん【経験年数:3年以上、5年未満】

学芸員に向いていない人

強すぎる願望を持つ人は向いていないと感じます。
コミュニケーションをおざなりにしたり、雑務が苦手と感じる人は向いていないと感じます。

千結音さん【経験年数:3年以上、5年未満】

【適性診断】あなたは学芸員にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが学芸員に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

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スキル分析

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      学芸員の仕事内容

      学芸員の仕事内容

      博物館資料の専門業務

      学芸員は博物館資料に関する専門業務を担当します。

      資料の収集、整理、調査研究に加え、収蔵庫での適切な温湿度管理や虫菌害対策といった保管業務も不可欠でしょう。

      調査研究は博物館活動の基盤であり、その成果は論文等で発表されることもあります。

      資料の学術的・文化的価値を明らかにし、後世に伝えるという重要な役割を担っております。

      多様な運営・普及活動

      資料管理や研究以外にも、学芸員は普及・啓蒙に関する多様な業務を行います。

      展覧会の企画立案から設営、広報活動、さらにはイベント・講座・出張授業などの教育普及活動が挙げられるでしょう。

      加えて、作品貸出や著作権管理、出版物の編集、ボランティア対応など、博物館運営全般に関わる役割も担っているのです。

      学芸員の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります


      学芸員のきつい・楽しい体験談

      体験談について
      本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      千結音さん
      女性 20代前半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        300万円
      • 会社の規模
        10~99人

      学芸員がきつい・つらいと感じた時

      勤め始めはまだその施設の資料や、地域の歴史が完璧にわかっていないことが多いですが、来館者はそれを知らないので、様々な質問を投げかけてくることが多いです。そのため、来館者の質問などに答えられなかったときは「やってしまった」と感じます。

      また、施設によっては配置されている学芸員が少ないため、業務や責任が集中してしまう場合があり、繁忙期には残業や仕事を家に持ち帰ることもしばしばあります。

      さらに、猛暑の中で1日中祭りの記録を撮ったり、重い資料を運んだりと体力仕事もあるので、日によってはヘトヘトになります。

      学芸員で楽しい・やりがいを感じた時

      地元のことをより知ってほしい、魅力を感じてほしいと思い資料の調査や企画展の準備などを行っているので、近隣から来られた方々に展示の解説をした際、「何十年も地元に住んでるけど、近くでこんなこと知らなかった」と言っていただけることが励みになっています。

      また、資料調査や企画展に協力していただいた方々に還元できるように仕事を進めているので、「今回取り上げてくれたから知ってくれる人が増えた」と感謝されたときは非常に嬉しかったです。

      1日のスケジュール例

      1. 8:30
        出勤、開館準備
      2. 9:00
        開館
      3. 9:00
        館内・館外の見回り、事務仕事等
      4. 11:30
        昼休憩
      5. 12:30
        館内・館外の見回り、資料調査、企画展・イベント準備等
      6. 17:30
        退勤
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      髙田直さん
      男性 30代前半
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 年収
        400万円
      • 会社の規模
        10~99人

      学芸員がきつい・つらいと感じた時

      一番辛いのは、目に見えない分担です。自分たちの仕事には、資料整理、来館者対応、行政との調整など、地道で根気のいる作業が山のようにあります。でも、こうした業務は誰がどこまでやっているのかがわかりづらく、自然と気がついた人が引き受けてしまう構造ができあがっていることもあります。もちろん、みんな忙しいのは同じだと思いたいのですが、なぜかいつも自分だけが対応していると気づいたとき、しんどさが募ります。

      もうひとつ辛さを感じるのは、文化の軽視に直面する瞬間です。予算削減の波が押し寄せるたび、企画が縮小されたり、地域文化の記録保存が後回しになったりします。目に見えにくい価値だからこそ、理解を得るのが難しいと思います。

      学芸員で楽しい・やりがいを感じた時

      自分の仕事は決して派手ではないのですが、日々少しずつやりがいを感じます。たとえば、地道に準備してきた企画の会場で、お客様が笑顔を浮かべてくれるとき。感想を書いてくださったり、感謝の言葉を伝えてくださる方がいるのもうれしいです。

      参加型のワークショップなどを開催した際、帰り際に「とても楽しかったです」「次も絶対来ます」と声をかけてもらえることもあります。子どもたちが参加するイベントで、親御さんや引率の先生方から感謝していただけると、やってよかったと思います。アーティストから「仕上がりに感動した」と言っていただけるのも、やりがいを感じます。

      1日のスケジュール例

      1. 9:00
        出社、事務作業
      2. 10:30
        外回り
      3. 12:00
        昼食、移動先にて、相手方と
      4. 14:30
        帰社、報告、事務処理
      5. 17:30
        退勤

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      他の公務員職の向いている・向いていない人の特徴

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      あなたのご経験が転職に迷っている人の後押しになるため、ぜひ体験談をご共有ください。

      ※現在はβ版であり、今後さらなる改善や機能拡張を予定しております。

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      代表取締役木村 昂作
      法人番号3010001192436
      有料職業紹介事業許可番号13-ユ-317103
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