公務員心理職に向いている人の特徴は?「きつい」「楽しい」経験談や仕事内容も掲載

公務員心理職に向いている人・向いていない人の特徴

公務員心理職に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?

この記事では、転職支援のプロが公務員心理職に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが公務員心理職に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、公務員心理職の職に就いてみたい方は参考にしてください。

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公務員心理職に向いている人・向いていない人は?

公務員心理職に向いている人の特徴

公務員心理職に向いている人は、相手の気持ちに寄り添える人です。クライアントの悩みや問題に深く関わり、信頼関係を築くことが業務の根幹となります。

相手の話を丁寧に聞き、感情に共感する姿勢が、安心して本音を話せる環境を作り、効果的な支援につながるでしょう。高い共感力とコミュニケーション能力が求められます。

公務員心理職に向いていない人の特徴

公務員心理職に向いていない人は、すぐに落ち込んでしまう人です。クライアントの深刻な問題に日々向き合うため、精神的な消耗が大きい仕事と言えます。

業務量が多く、他者の感情に影響されやすい傾向がある場合、ストレスを溜め込み、業務を続けることが難しくなるため、この職には向いていないと言えるでしょう。

公務員心理職についてのよくある質問

公務員心理職に必要な資格は?

必須資格は自治体や職種により異なりますが、多くの場合大学の心理学系の課程を修了していることが求められます。「臨床心理士」や「公認心理師」資格が必須または有利な場合もあります。

国家公務員と地方公務員の心理職の違いは?

国家公務員は法務省(少年鑑別所等)や裁判所など国の機関で、地方公務員は児童相談所や精神保健福祉センター等、都道府県や市町村の機関で働く点が主な違いです。

未経験でも転職できますか?

心理職としての実務経験がなくても、心理学系の学歴があれば応募できる求人はあります。ただし、公務員試験の合格と心理学の専門知識は必要不可欠です。

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実際に公務員心理職で働いている人が「向いている」と思う人

公務員心理職に向いている人

安定志向の方、福利厚生を重視する方、育休を取りたい方。

ゆうさん【経験年数:5年以上、10年未満】

タスク管理が得意で、ある程度目上の同僚ともうまく付き合うことができる人。

こはるさん【経験年数:3年以上、5年未満】

共感力があり、冷静に物事を判断できる人。

だーのさん【経験年数:5年以上、10年未満】

公務員心理職に向いていない人

心理療法をちゃんとやりたい方、昇進したい方、人間関係や規則に縛られたくない方。

ゆうさん【経験年数:5年以上、10年未満】

スピード感を持って新しいことをどんどんやっていきたい人。

こはるさん【経験年数:3年以上、5年未満】

感情に流されやすく、ストレス耐性が低い人。

だーのさん【経験年数:5年以上、10年未満】

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      公務員心理職の仕事内容

      公務員心理職の仕事内容

      様々な背景を持つ方々へ専門的な心理サポート

      公務員の心理職は、子どもから高齢者まで、様々な背景を持つ方々へ専門的なサポートを提供します。

      虐待を受けた子どもや心身に問題を抱える方、非行のある少年、受刑者などが対象となります。

      カウンセリングや心理検査で心理状態を評価し、個々のニーズに応じた心理的ケアを行い、心の健康回復や社会的適応、改善更生を支援する役割です。

      関係機関や組織との連携

      支援対象者を取り巻く学校、病院、福祉施設、警察、法務関連機関など、関係機関や組織との連携は不可欠です。

      情報交換を行い協力して対応を進めます。

      心理面接や評価に基づく報告書作成、ケース会議での専門的意見提示も重要な業務。

      心理療法に加え、緊急対応や政策・プログラムの企画立案に関わることもあります。

      公務員心理職の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります


      公務員心理職のきつい・楽しい体験談

      体験談について
      本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      ゆうさん
      女性 20代後半
      • 経験年数
        5年以上、10年未満
      • 年収
        400万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      公務員心理職がきつい・つらいと感じた時

      年功序列でいくら頑張っても年次が上の人が評価されて昇進しないこと。

      部署外とよくトラブルを起こす上司がいたが、誰も注意せずに部下たちは振り回されていたこと。

      事務作業が多く、心理の仕事と半々くらいの割合だったこと。

      心理職だが、あくまで公務員なので、管理職の皆さんのタイミングを計りながら決済をもらうだけで1時間くらいかかること、心理療法はやってはいけず、あくまで相談しかできなくて技術を磨けなかったこと。

      公務員心理職で楽しい・やりがいを感じた時

      福利厚生はしっかりしていたので、夏休みに特別休暇があり、最大9日くらいは連続して休むことができた。

      海外旅行好きの人が多く、長期休みを取りやすい風潮であった。しかし、安全な国のみ可能で、女性ひとり旅や、婚前旅行は許可されず。

      他の心理職は5年契約、1年契約が多い中、公務員なので安定しているのは良かった。育休を連続して取っている人が多く、その辺りは公務員ならではだと思う。

      楽しいことは、経費で学会にたくさん参加し勉強できたこと。やりがいは、許される範囲で心理的アプローチをして、元気になっていく職員と関われたこと。

      1日のスケジュール例

      1. 7:30
        出社 上司の机を拭く、掃除する
      2. 8:30
        始業 朝会
      3. 9:00
        相談業務や事務作業
      4. 12:00
        昼休憩
      5. 13:00
        相談業務や事務作業
      6. 17:15
        業務終了
      7. 17:30
        上司のカップなどを洗う
      8. 18:00
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      こはるさん
      女性 20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        360万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      公務員心理職がきつい・つらいと感じた時

      職場の心理職のうち9割以上が非常勤職員のため、常勤職員としてほとんど1人でその全ての取りまとめをしなければならなかったこと。相談のケースの進度管理やイレギュラー対応を担うのですが、ベテランの方も多くいらっしゃるので、特に新卒の時代は責任を重く感じました。

      また、相談のケースだけでなく自治体としての所属課の研修の企画や事業の予算申請など、組織としての仕事も当然担当しなければならないため、気持ち的にも仕事の分配的にもきつい時期がありました。

      公務員心理職で楽しい・やりがいを感じた時

      相談に来ていた生徒が無事に笑顔で卒業するのを見届けたとき。学校に馴染めない児童・生徒の相談が多かったので、例えば小学生が中学を卒業するまでなど相談が長期間にわたるケースがほとんどでした。

      初めは中学校に行けるのか、その後も中学校を卒業できるのか、卒業後の進路はどうするのかなど心配になることが多いのですが、相談とともに担当生徒の成長を見守ることができ、本人が自分なりの目標を見つけて進路を決めて卒業していくのを見るとき大きなやりがいを感じていました。

      1日のスケジュール例

      1. 08:15
        出社
      2. 08:45
        始業・朝礼
      3. 09:00
        事務作業・運営している教室の管理
      4. 10:00
        相談業務(面接)
      5. 12:00
        昼食(職場にて)
      6. 13:00
        研修等企画立案など
      7. 15:00
        相談業務(面接)
      8. 17:00
        記録作成・事務作業
      9. 18:00
        退勤
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      だーのさん
      女性 30代前半
      • 経験年数
        5年以上、10年未満
      • 年収
        440万円
      • 会社の規模
        10~99人

      公務員心理職がきつい・つらいと感じた時

      公務員心理職として勤務する中で最もつらいと感じるのは、虐待や自殺未遂など、深刻なケースに対応する際の精神的負担です。特に児童相談所や教育委員会で勤務する場合、家庭環境や学校でのトラブルにより心に傷を負った子どもと接することが多く、感情移入してしまうと自身のメンタルにも大きく影響します。

      また、限られた時間内で適切な判断を求められ、ケースが重なることで疲弊することもあります。さらに、他職種との連携において意見の相違が生じたり、自分の専門性が理解されにくい場面もあり、孤独を感じることもあります。感情労働の側面が強く、自己ケアの重要性を常に実感させられます。

      公務員心理職で楽しい・やりがいを感じた時

      支援していたクライアントが前向きに変化し、笑顔を見せてくれたときです。たとえば、心に傷を負った子どもが継続的なカウンセリングを通じて徐々に安心感を取り戻し、自分の気持ちを言葉で表現できるようになったとき、心理職としての介入が実を結んだと実感できます。

      また、関係機関と連携して一人の生活環境を整えたとき、チームで成し遂げた達成感も大きいです。行政の中で専門性を活かしながら、市民の安心や福祉に直接貢献できる点は大きな魅力であり、制度と現場の間に立つ役割として、非常に意義のある仕事だと感じます。

      1日のスケジュール例

      1. 08:30
        出勤
      2. 09:00
        朝礼・メール確認
      3. 09:30
        ケース会議(福祉・教育・医療機関と連携)
      4. 10:30
        カウンセリング(来所対応)
      5. 12:00
        昼休憩
      6. 13:00
        学校訪問・家庭訪問(ケース対応)
      7. 15:30
        記録作成・事務処理
      8. 16:30
        新規ケース受理・アセスメント作成
      9. 17:30
        上司・同僚との情報共有・翌日の準備
      10. 18:30
        退勤

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      他の公務員職の向いている・向いていない人の特徴

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