テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

プロジェクトが火を吹いたらスケジュールが一気にタイトになります。

基本的にテストエンジニアの作業段階で遅れを回収するような体制をとっていました。

製造チームのプロジェクトがオンスケでも、いつ火を吹くか分からないという理由でテストチームの通常運用は日をまたぐかまたがないかぐらいを基本としていました。そのため、いつも目がギンギンとしていました。

SEがチームに顔を出すタイミングが怖くて、何もなく、顔を出すだけで動悸が早くなっていました。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

スケジュールがタイトなのが普通なのでいつもギリギリの状態です。

時間がかかるテスト仕様書を自動で作成するためにいかに無駄なく早く作るかを考えて組んでいましたが、エラーなく出来上がったときの高揚感は何物にも代えがたいです。

幸い、私が働いていた会社は忙しくはありましたが、製造チーム、テストチーム、SEともに仲が良かったです。

チームワークもあり、お互いを尊重しあうような会社でした。

そのため、こちらが自動処理できるようなプログラムを開発したときなどは役員からは「よくやった！」とほめてくれて高級なお店に連れて行ってくれました。

製造チームともよく打ち上げをしていました。厳しい中にやりがいや楽しさは必ずついて回ったので今でもよい思い出です。

テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

テストエンジニアをやっていて、一番しんどかったのは仕様変更が頻繁に発生するプロジェクトです。

やっとテスト設計が終わったと思ったら仕様が変わり、また一から作り直し。納期は変わらないので、当然スケジュールは厳しくなります。

「バグは絶対に見逃さないでね」って言われるプレッシャーもあり、開発とのやり取りで温度差を感じることも多いです。

バグ報告をしても「これは仕様です」って片付けられることもあり、何度も心が折れます。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

一番は自分が報告した不具合がリリース前にちゃんと修正されて、製品トラブルを未然に防げたときです。

特にユーザー視点での改善提案が採用されたときなんかは、「ただのチェック係じゃないんだな」と実感できます。

テスト設計や自動化に関われるようになってくると、単調な作業だけでなく頭を使う場面も増え、仕事としての面白さも感じられるようになりました。

バグを見つけたときの「よし、やった！」っていう地味な達成感も、地味にクセになります（笑）。

テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

テストエンジニアを経験したことがありますが、基本的に単純な作業の繰り返しとなるため忍耐力がないとキツイと感じました。

また、繰り返し同じ作業を行いながら正確性を求められるためそこの耐性がない方だと特につらく感じるかもしれません。

あまりないことだとは思いますが、一度だけ仕様書のメンテナンスがされていない現場に配属されたことがあります。そのときはどう動くのが正しい状況かもわからないのにバグを出してほしいと言われてかなり苦労した思い出があります。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

バグを出したときは仕事をした感覚があって楽しいと感じました。

また、再現が困難なバグの発生状況を調査した際に原因を突き止めた時などもとても達成感がありました。

私が経験した現場では個人ごとに発見したバグの件数が見える状態となっており、発見した数だけ頑張ったと思えるのも良かったと思います。（ただ、検証する機能にもよるのでバグ発見数が多いから偉いということはないです）

その他にもバグの発見状況を誰が見てもわかりやすい文章で伝える必要があるので、意味が伝わる文章の書き方が身に着いたことも良かった点だと思います。

テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

大規模な新製品の開発が日程より遅れて、テスト工程なども数か月にわたって連日遅くまで残業が続いた開発案件は、体力的にもきつかったことがあります。

試験内容は所定の手順が決まっており、自分の裁量で変えられるものではなく、試験条件を変えながら同じような操作を繰り返すことになるので、あまり面白味のある作業ではなく、そういった作業が苦手な人には苦痛な作業でしょう。

不合格だったテスト項目に修正が当たったのは良いが、あのテストまたやるの？とうんざりした検査項目は結構あります。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

開発の工程においても重要な工程ではありますが、その担当になったので従事していたというくらいで、面白さを感じながら従事していたわけではありません。

ですが、テスト工程を通じて製品の性能が評価され不具合が洗い出され品質が向上していくその重要性を理解すると、やりがいが見出せないこともありません。

工業的に標準化されているテスト項目は製品が変わっても同様の評価が行われますのでテスト工程を経験しておくと、後々の製品開発でも生かせることはあります。

テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

テストエンジニアとしては、テスト環境設定とテストデータ作成に大部分の時間を要しました。

特に納期が迫っている時や低品質なシステムのテスト時には深夜帯の勤務も多く発生し体力的にきついと感じました。

QAとしては、開発部門がユーザーとの品質基準を明確に定義していないことがあり、過去のドキュメントからユーザー品質基準を起こし直しユーザーとの合意を得るなど不確定でリスキーな業務になることもあり、「なんで今」と思うことがあり辛くなりました。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

テストエンジニアとしては、何よりも成果物の品質がテストにより向上しているという実感が得られた時になります。

例えばコンポーネント当たりの欠陥除去数が設計工程など上流工程ほど高く下流テスト工程ほど低く抑えられたり、再テスト比率が低く抑えられた時は的確かつ効率的なテストケースの立案ができたことになりこの上なくやりがいを感じました。

QAとしては、最後の砦としてレビューやテスト・修正指示・結果確認で漏れのない品質保証ができたことをユーザーからの評価で確認することになりますのでその中で高評価が得られた時にやりがいを感じました。

テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

開発スケジュールが遅れてもテストの期間は短縮されることが多く、そのしわ寄せが必ずこちらにくる点がきつかったです。

納期が近づくと夜遅くまでバグ対応に追われたり、仕様変更が直前に入ってきたりすることが多かったので、限られた時間の中で品質を守るプレッシャーで心が押しつぶされそうでした。

一方でせっかくリリースしても自分たちの成果が目立ちにくく、感謝される機会が少ないためモチベーションの維持が難しかったり割に合わないと感じることが多かったです。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

自分の発見したバグがリリース前に修正され、ユーザーに不具合が届かなかったときにやりがいを感じました。

「バグを見つけてくれてありがとう」と開発チームから感謝されることもあり、陰ながらプロダクトの品質を守っている実感が湧き誇りを持つことができました。

また、テスト計画や自動化の提案が受け入れられ、実際に運用改善につながったときは、地味な仕事の中にもクリエイティブな面があることを実感して大きな達成感を得ることができました。

テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

テストエンジニアとして働き特にきついと感じるのは、単純作業の繰り返しと厳しいノルマでした。

毎日同じようなテストケースを実行し続けることは、精神的にきついと感じます。

ノルマが設定されているため、プレッシャーを感じることも多く、効率を求められる一方でバグの検出率も評価される環境でミスが許されない状況が続くことがストレスの原因となっています。

このような環境で働くことは、精神的にも肉体的にも負担が大きいと感じ退職しました。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

楽しい・やりがいを感じた瞬間は、バグを発見し、その詳細を伝えるための資料が「わかりやすい」と評価された時です。

バグを見つけること自体がプロジェクトの品質向上に貢献できると感じる瞬間であり、非常にやりがいを感じます。

そのバグの詳細をチームに伝えるために作成した資料が評価されることで、自分の努力が認められたと感じ、嬉しい気持ちになります。

このようなフィードバックを受けることで、日々の業務に対するモチベーションが高まります。

テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

テストを実施するうえで必要になるテスト手順書の記載で分かりづらかったり、あいまいな部分があると、厳しく人から指摘されることがあることです。

テスト対象によっては数千ケースとボリュームが多く、記述量がとても多い場合があります。ひとつひとつ分かりやすく細かく記述している余裕はない状況ですがテスターなどと呼ばれるテストを実施する人から多数、指摘を受ける場合があり、ひどい場合は作り直しを要求されることもあります。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

リリース前のテスト工程でバグを発見し、開発者に不具合を修正してもらうことでリリース後の障害を食い止めることができたと感じ、とてもやりがいを得ることができます。バグの存在が会社の売り上げや信頼に大きくかかわってくるようなものなので貢献度は大きいように感じます。

また、障害が頻繁に起きてしまうと、クレームや会社の売り上げにかかわってしまう部分なので責任感を感じ、集中力を高め、有意義に過ごすことができてとてもやりがいがあります。

テストエンジニア/QAエンジニアがきつい・つらいと感じた時

きついと感じたことは体力面です。納期に合わせるため、どうしても残業時間が多くなってしまいました。大きなプロジェクトの場合、大量のチェックリストを消化するため、休日出勤をして、なんとか遅延が発生しないよう取り組んでいました。

つらいと感じたのは開発エンジニアとの折衝です。テストエンジニアは、立場が弱いので、開発側に強く言えませんでした。開発エンジニアはプライドが高く明らかな不良でないと修正してくれない場面が多々ありました。

テストエンジニア/QAエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時

やりがいを感じた点は２点あります。１点目は、納品前の最終テスト時に重大な不良を摘出して、開発エンジニアの方々や会社の重役の方に感謝されたことです。不良が残存したまま納品した場合、会社に莫大な損失と信用問題につながるような不良内容でした。

２点目は、自身が作成したシナリオ・チェックリストで、不良を摘出できた時です。シナリオ・チェックリストを作成する際は、設計書を読み取る力、業務知識などが必要です。試行錯誤をして作成してよかったと思える瞬間です。