教師に向いている人の特徴は?「きつい」「楽しい」経験談や仕事内容も掲載

教師に向いている人・向いていない人の特徴

教師に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?

この記事では、転職支援のプロが教師に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが教師に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、教師の職に就いてみたい方は参考にしてください。

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教師に向いている人・向いていない人は?

教師に向いている人の特徴

教員に向いているのは、人の成長を素直に喜べる人です。教員の仕事では、生徒の成長がすぐに目に見えるわけではありません。それでも、小さな変化や努力に気づき、一緒に喜びながら支えていく力が求められます。

学力だけでなく、生活態度や人間関係の成長にも寄り添える人なら、教育の現場で大きなやりがいを感じられるでしょう。子ども一人ひとりに向き合える人が、教員として活躍できます。

教師に向いていない人の特徴

教員に向いていないのは、感情のコントロールが苦手な人です。教育現場では、生徒が反抗的な態度を取ったり、思うように成果が出なかったりすることがよくあります。

そうした場面で感情的に反応してしまうと、生徒の自信を傷つけたり、信頼関係が壊れてしまうこともあるでしょう。
どんな状況でも感情を乱さず、生徒一人ひとりに寄り添う姿勢が求められるため、自分の感情をうまくコントロールできない人は、教員には向いていせん。

教師についてのよくある質問

教員は土日出勤もありますか?

はい、授業準備に加えて部活動指導や保護者対応、学校行事の運営などがあり、平日だけでなく土日も出勤することがあります。特に部活動の担当になると、休日出勤が増える傾向にあります。

教員になった後、異動や転勤はありますか?

あります。公立学校では数年ごとに異動があり、原則として同じ自治体内で異動します。私立学校は異動が少ないケースが多いです。

未経験でも転職できますか?

未経験でも転職可能ですが、教員免許が必要です。教員免許がない場合は、大学で教職課程を受けるか、教員資格認定試験に合格して取得する必要があります。また、教員免許があったとしても、教員採用試験が難しいので転職難易度は高いです。

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実際に教師で働いている人が「向いている」と思う人

教師に向いている人

部活とか休日出勤とかを嫌がらない人、ルール通りにきっちり指導できる人

こうじさん【経験年数:5年以上、10年未満】

体力・気力・バイタリティのある人、生徒の行動の「背景」を理解できる人

ゆずのかさん【経験年数:1年未満】

子供と関わるのが好きな人、勉強に関心のある人、体力のある人

みなみさん【経験年数:3年以上、5年未満】

教師に向いていない人

ライフワークバランスをきっちり守りたい人

こうじさん【経験年数:5年以上、10年未満】

体力のない人、よく通る声ではない人、繊細すぎる人

ゆずのかさん【経験年数:1年未満】

定時出社、定時退勤を求める人、仕事の優先順位をつけられない人、人間関係を築くのが苦手な人

みなみさん【経験年数:3年以上、5年未満】

【適性診断】あなたは教師にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが教師に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

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      教師の仕事内容

      教師の仕事内容

      授業と学習指導

      教師の中心的な仕事は、生徒に教科の知識や技能を分かりやすく伝えることです。小学校では国語や算数など幅広い教科を、中学・高校では専門科目を深く指導します。

      授業準備や教材作成も大切な業務のひとつです。また、ICTを活用した授業を行う場面も増え、生徒の理解度を把握しながら、意欲を引き出す工夫が求められます。

      生徒指導と学校運営

      教師は学習指導だけでなく、生徒指導や進路相談にも携わります。いじめや不登校といった課題に向き合い、保護者や地域と連携することも大切な役割です。

      学校行事の企画・運営、部活動指導、さらに会議や書類作成といった事務業務も担当します。多忙な中でも、生徒の成長を支えることに大きなやりがいを感じられる仕事です。

      教師の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります


      教師のきつい・楽しい体験談

      体験談について
      本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      こうじさん
      男性 30代前半
      • 経験年数
        5年以上、10年未満
      • 年収
        400万円
      • 会社の規模
        10~99人

      教師がきつい・つらいと感じた時

      教師をしていてつらいのはまず休みがなく、労働時間が長かったことです。平日はもちろん残業ですし、休日も部活やオープンキャンパスでなんだかんだと出勤が多く、労働時間がかなり長かったです。しかも残業代が出ないので休日出勤分は記録に反映されていないので余計につらかったです。

      次に、私は教科指導がしたくて教員になったのですが、生徒指導で子どもたちを叱責することが難しかったです。私は日常生活であまり怒るタイプではないので適応に時間がかかりました。

      教師で楽しい・やりがいを感じた時

      英語教師として最もやりがいを感じたときは、生徒たちが目標を達成し、自信を持つ姿を見ることです。授業後のアンケートで平均4以上の評価をいただけたときは、努力が報われた気持ちになり、大きなやりがいを感じました。

      また、生徒が英検やTOEICで目標を達成したとき、仕事のやりがいを感じました。資格試験や大学入試の指導がしたくて教育職についた自分としては、これらの仕事は、仕事に就く前からやりたかったことでした。

      1日のスケジュール例

      1. 8:30
        出勤、朝礼
      2. 8:35
        ホームルーム
      3. 9:00
        授業、空きコマがあれば事務仕事
      4. 12:00
        昼食(中学校担当だと生徒と食堂で)
      5. 13:00
        授業、空きコマがあれば事務仕事
      6. 15:30
        ホームルーム
      7. 16:00
        部活
      8. 17:50
        下校指導、バスの誘導
      9. 18:00
        授業準備、打ち合わせ等
      10. 20:00
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      ゆずのかさん
      女性 20代前半
      • 経験年数
        1年未満
      • 年収
        216万円
      • 会社の規模
        10人未満

      教師がきつい・つらいと感じた時

      とにかく業務量が多く、事務作業をしてくれる秘書のような存在が欲しいと本気で思っていました。

      また、生徒たちとのコミュニケーションがうまくいかず、教室の中で誰一人として味方がいないという孤立状態に陥っているように思ってしまいました。毎日大声を出して注意等するのも疲れ果ててしまい、どうしたらよいのかわからず本当に辛かったです。

      同僚の先生方は理解ある方々だったので相談なりすればよかったのですが、新人としての変な気負いがあり、1人で抱え込んで、体調も崩し、どうしようもなくなってしまいました。

      教師で楽しい・やりがいを感じた時

      生徒たちは、教室の中だと集団心理が働くのか、手がつけられない行動が見られたりして本当に大変でしたが、放課後などに1人ずつ話したりする時は、案外素直だったり、先生!もう慣れた?などとこちらを気遣ってくれる言葉までかけてくれる生徒もいたりして、1人1人は悪い子ではないんだなと気づく瞬間もあったので、そういう時は救われるような気持ちになりました。

      大学に行きたいという目標を持って、授業を一生懸命に聞いてくれる生徒もいたので、授業のやりがいを感じる時もありました。

      1日のスケジュール例

      1. 7:30
        出勤
      2. 8:00
        職員室での打ち合わせ
      3. 8:10
        朝のホームルーム
      4. 8:20
        午前の授業
      5. 12:10
        昼休み
      6. 12:50
        午後の授業
      7. 14:50
        帰りのホームルーム、掃除指導
      8. 15:30
        部活指導
      9. 18:00
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      みなみさん
      女性 20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        450万円
      • 会社の規模
        10~99人

      教師がきつい・つらいと感じた時

      8時半から5時半の仕事でしたが、当たり前のように朝早くから職員室にいることが当たり前でした。仕事を終わらせるため、そして真面目に仕事をしていると周りに評価してもらうためにも、なぜか朝早くからの仕事が求められていました。そして当然ながら残業も当たり前で、8時ごろまで職員室にいなければならないことも多かったです。

      また、お昼休みは生徒の質問に答えなければいけないことも多く、満足に休憩時間も取れませんでした。授業準備や先生方との会議もこなしながら保護者の相手等もしなければならず、大変でした。

      教師で楽しい・やりがいを感じた時

      生徒がしっかり授業を理解して、勉強が楽しいと言ってくれたり、自分の進路や進学についてしっかり考え、夢を叶えていく姿を見た時はやりがいがあると感じました。子供たちはみんな可愛くて、この子たちのために頑張ろうと、本気で思えるんです。

      また、授業を教える中で自分で勉強し、新たに発見することも多く、学びの連続でそれはやりがいがあると思っていました。生徒にわかりやすく説明するため、自分なりに工夫する過程も楽しかったです。

      1日のスケジュール例

      1. 7:30
        出社
      2. 8:30
        始業、朝礼
      3. 9:00
        授業
      4. 12:30
        お昼休み(実際は生徒の対応)
      5. 13:15
        授業
      6. 16:00
        部活指導や会議
      7. 17:00
        教材研究、打ち合わせ、その他仕事
      8. 19:00
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      こころさん
      女性 20代前半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        400万円
      • 会社の規模
        10~99人

      教師がきつい・つらいと感じた時

      中学は部活が今年から無くなったが、これまでは部活があって当たり前。朝練、放課後と部活をさせて下校させ、18時過ぎから明日の準備をする。やる気のある生徒と関われると多少無理してでも頑張れるが、部活を強制され仕方なく入ることになった生徒はやる気もなく、ダラダラし、時間潰しでウロウロと徘徊し、そこに加配の先生がついて回る。教員が得意な分野で部活をもつことは稀。外部コーチを頼むのは教員の実費。

      教員同士も意見が合わないと、生徒や保護者への対応でもめる。そこを読んで漬け込む親もいる。PTAは特に教員の噂をよく知っている。

      ICTが入るようになって、タブレットを使うための教材研究、研修が多く、休める暇がない。宿題もしない、やる気もない、テストで点数も取れないのに、次の単元に進まないといけないという悪循環が続いている。

      教師で楽しい・やりがいを感じた時

      卒業式は、なぜか泣ける。特に関わりが深ければ深いほど、込み上げてくるものがある。卒業に近づくと、なぜかこれまで学校に来なかった生徒も来るようになる。進路の話をするのも楽しい。

      小学生は、それなりにおぼこさが可愛いが、高校生くらい大きくなると、自分で考えて行動できるようになるから対話をするのが楽しくなる。生徒会役員や行事などで、生徒が頑張ってる姿を見られるのは嬉しい。自分も学生に戻ったような感覚になる。

      1日のスケジュール例

      1. 7:00
        出発(朝練のある場合は6:00)
      2. 8:00
        出勤
      3. 8:30
        職朝
      4. 9:00
        授業・会議・打ち合わせ等
      5. 19:00
        退勤
      6. 21:00
        帰宅
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      飯田しおりさん
      女性 20代後半
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 年収
        360万円
      • 会社の規模
        10~99人

      教師がきつい・つらいと感じた時

      とにかくプライベートの時間がとれません。朝早くから勤務し、夜遅くに退勤。帰宅後はシャワーと夕飯を済ませたらすぐ寝ていました。そうしないと、わずかな睡眠時間も確保できなかったからです。

      休日も部活動があったので出勤しました。医者に行く、買い物に行く、そうした当たり前のことができなかったのがきつかったです。

      特に、有給をとる時が大変で、いろいろな先生に授業調整の相談・お願いをしなければなりません。お休みをとるくらいなら、自分のことは諦めよう。そうなりがちでした。

      教師で楽しい・やりがいを感じた時

      やりがいを感じるのは、生徒たちが前よりも成長したのを見た時です。勉強に前向きでなかった生徒が、声かけを続けたことでテストを頑張るようになった。そんな生徒の成長に自分が関われたことに感動します。

      それに、一生懸命頑張ると、それが生徒たちを通して返ってくるので、自分自身の成長や頑張りも認識することができます。

      例えば、私は毎日元気よく挨拶をしていたのですが、「いつも先生から挨拶してくれて嬉しかった。」と生徒たちも元気に挨拶してくれました。自分のやっていることが、ちゃんと実を結んでくれることを実感でき、また、やりがいも感じます。

      1日のスケジュール例

      1. 7:00
        出社
      2. 8:50
        授業
      3. 16:00
        部活動指導
      4. 18:00
        教科担当での打ち合わせ、庶務
      5. 20:00
        授業準備
      6. 22:00
        退勤

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