映画館スタッフがきつい・つらいと感じた時

映画館の正社員になってみてキツかったのはまずやっぱりカレンダーの休みが取りづらかったことですね。映画館の映画スケジュールの都合でこちらも動くという形になるので土日はなかなか休めないですし大人気の映画が来るとやることが多くて大変でした。

また長時間立っているので腰を痛めやすくて、ポップコーンの補充なども大変でしたし、ちょくちょくトラブルが起こって「機械が壊れてる！」「もっと愛想良くしろ！」などと怒るお客さんも多くて、正社員として対応しなければならなかったのもしんどかったです。

あとバックレるバイトの子も結構いてシフト管理も大変でした。

映画館スタッフで楽しい・やりがいを感じた時

映画館の職種をして楽しいなと感じたときは映画を見ている人たちの笑顔や感動している顔を見れたときです。やっぱり映画が好き＆映画館が好きで映画館の正社員のお仕事に応募したので、自分が好きな映画がやっている最中に映画館にこっそり入って映画を見た人が感動したり涙を流しているところを見ると嬉しくなりましたしまた頑張ろうという気持ちにもなれました。

あと忙しいスケジュールをみんなで乗り越えたときの達成感も好きでした。男女関係なく同じ仕事仲間としてそれぞれがチームとして乗り越えたときの嬉しさは好きでしたね。

映画館スタッフがきつい・つらいと感じた時

入場する時のチケットを受け取る作業をしていたのですが、最初は楽しくやっていて仕事量もそんなに無かったので楽に感じました。

大体1人か2人体制なので、時々チケットの買い方がわからないと言って並ばれる方もおり、1人抜けられるとすごい列ができてしまうので結構しんどかったです。

目の前でジュースやポップコーンをぶちまけてしまうお客様もいらっしゃいましたし、年配の方や少し柄の悪い方が理不尽な事でクレームをつけてこられたりと何かしら話しかけられやすい立ち位置にいるなと感じ、退職いたしました。

映画館スタッフで楽しい・やりがいを感じた時

自分が大好きな俳優、アニメが上映されている期間に沢山のお客様が入られるとすごく嬉しい気持ちになったり、この映画はあまり人気ないな?とかこのお客様昨日違う方と来てたな?など毎日飽きないのが楽しかったです。

人と話すことがあまり得意ではないので注文を受けるなどの仕事ではない限り楽な気持ちで働かせていただきました。

たまに廃棄のポップコーンを頂いてみんなで食べていたのもすごくいい思い出でした。

クレームなど無かったら続けてたと思います。

映画館スタッフがきつい・つらいと感じた時

繁忙期と閑散期が分かるので対応は出来るのですが、特に夏休みからお盆にかけての時期がとてもきつかったです。とにかくこの時期はオープンからクローズまでひっきりなしにお客様がこられます。

分かっているので、前日のうちにある程度の補充や仕込みをしておくのですが、開場前に長蛇の列を見ると、上司のピリピリ感が伝わってきましたし、長年現場で頑張ってくださっているパートの方の圧が凄くて心が折れそうになりました。

お休みの時期は、ご家族連れが大方占めており、飲食物提供をしていた身なので早く提供することを心がけていました。それでも在庫が切れてしまった時に、“あとどれくらいなの？！”と言われるときつかったです。

映画館スタッフで楽しい・やりがいを感じた時

ありがとうという言葉が素直に嬉しかったです。特に、私がいたポジションは飲食物を提供する所だったので、お腹を空かせているお客様にお渡しする時に“美味しそう！”と言っていただけると、作った甲斐があったと思いました。

また、映画の上映を終えた際に、近くのゴミ受け場や直接カウンターに返却をしてくださった方から“ありがとう！”とお声がけを頂くと、どんなに忙しくても頑張ってよかったと感じました。当時、周囲の環境も良かったのであらゆる年代の方とお話ができたことも大きな糧になりました。