福祉用具専門相談員に向いている人の特徴は?「きつい」「楽しい」経験談や仕事内容も掲載

福祉用具専門相談員に向いている人・向いていない人の特徴

福祉用具専門相談員に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?

この記事では、転職支援のプロが福祉用具専門相談員に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが福祉用具専門相談員に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、福祉用具専門相談員の職に就いてみたい方は参考にしてください。

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福祉用具専門相談員に向いている人・向いていない人は?

福祉用具専門相談員に向いている人の特徴

福祉用具専門相談員に向いているのは、お客様の気持ちを理解し、適切な距離感でコミュニケーションを取れる人です。

利用者一人ひとりに異なる背景や生活様式があるため、その点を尊重する姿勢が大切です。反対に、自分の意見を押し通すタイプの人には合わないでしょう。

福祉用具専門相談員に向いていない人の特徴

福祉用具専門相談員は、イレギュラーな状況に対応するのが苦手な人には向いていません

福祉用具専門相談員は、利用者一人ひとりの状況に応じた柔軟な対応が求められる仕事です。「決まった方法で対応したい」と考える人は、ストレスを感じやすいです。また、トラブルやクレームにつながる可能性も高まります。

福祉用具専門相談員についてのよくある質問

福祉用具専門相談員って働きやすい仕事ですか?

はい、規則的な勤務時間で土日休みの職場も多く、家庭との両立もしやすいです。ただ、訪問や運転が多く、体力や柔軟な対応力も必要です。無理なく続けるには、研修やサポート体制が整った職場を選ぶのがコツです。

福祉用具専門相談員は将来も安定して働けますか?

はい、高齢化が進む中で需要が増しており、将来性・安定性ともに高い職種です。経験を積めば管理職やケアマネなどへのキャリアアップも可能です。

未経験でも転職できますか?

はい、企業によっては未経験でも転職は可能です。業務にあたるには「福祉用具専門相談員」の資格が必要ですが、6~8日間の講習で取得できます。介護福祉士や看護師などの国家資格を持っている場合は、講習を受けなくても業務にあたれます。

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実際に福祉用具専門相談員で働いている人が「向いている」と思う人

福祉用具専門相談員に向いている人

相手の気持ちに寄り添う、共感力、コミュニケーション能力が高い人が向いていると思います。

nagisaさん【経験年数:1年未満】

まずは、人と話すことが苦手ではない方。御利用者様、そのご家族の身になって物事を考えることができることが大切だと思います。あとはケアマネージャーさんとのやりとりも必要なため、多方面の立場で考えなくてはならない場合もあるので、落ち着いて柔軟に物事を考えることができる人かと思います。

ケン太さん【経験年数:5年以上、10年未満】

福祉用具専門相談員に向いていない人

臨機応変に対応ができなかったり感情的になりやすい性格は向いていないと思います。

nagisaさん【経験年数:1年未満】

人対人がメインになるので人と話すことが苦手な人は厳しいのではないかと思います。あと高齢者が苦手な方は論外です…。

ケン太さん【経験年数:5年以上、10年未満】

【適性診断】あなたは福祉用具専門相談員にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが福祉用具専門相談員に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

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      福祉用具専門相談員の仕事内容

      福祉用具専門相談員の仕事内容

      福祉用具の選定と利用計画の作成

      福祉用具専門相談員の仕事は、まず利用者やそのご家族へのヒアリングが最初のステップです。体調や住まいの環境、生活スタイルまで丁寧に確認し「どの福祉用具が生活に役立つのか」を考えます。

      例えば、膝が痛くて立ち座りがつらい方には、電動ベッドや昇降式の椅子を提案するなど、複数の選択肢を比較しながら一緒に選定を進めます。

      選定後は、利用者の希望やケアマネジャーのケアプランをもとに「福祉用具サービス計画書」を作成。この書類に同意をもらって初めて、レンタルがスタートします。単に商品を選ぶのではなく、利用者の「これからの生活」を支える計画を立てる仕事です。

      福祉用具の設置・説明・モニタリング

      福祉用具専門相談員は、実際に自宅へ福祉用具を搬入し、設置・調整も行います。

      例えば、ベッドを置くスペースが限られている場合にはレイアウトの工夫が必要ですし、車いすの操作が不安な方には手元のブレーキ操作などを丁寧に説明します。

      用具の導入は終わりではなく始まり。導入後も定期的に訪問し、体調や住環境の変化に応じて用具が合っているかを確認し、必要に応じて変更や再調整を行います。こうしたモニタリングによって、使って終わりではなく、ずっと安心して使える状態を維持することが福祉用具専門相談員の大切な役割です。

      福祉用具専門相談員の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      福祉用具専門相談員の平均年収

      平均年収
      396万円
      ※月給12ヶ月分と賞与、残業代等の合計額です
      経験年数ごとの月給推移
      0年
      22.98万円
      1〜4年
      23.9万円
      5〜9年
      26.11万円
      10〜14年
      27.69万円
      15年以上
      32.45万円

      福祉用具専門相談員のきつい・楽しい体験談

      体験談について
      本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      nagisaさん
      女性 20代後半
      • 経験年数
        1年未満
      • 年収
        240万円
      • 会社の規模
        10~99人

      福祉用具専門相談員がきつい・つらいと感じた時

      歩けるようにしてほしいと期待されても、病状や介護保険制度の制限から希望通りの支援ができず、申し訳なさと無力感を感じることがありました。

      また、短期間での退院対応や、急な在宅介護の開始に伴う手配では、時間との勝負で精神的にも体力的にも追い込まれます。

      さらに、感情的になった家族への対応やクレーム処理も負担です。利用者の笑顔にやりがいを感じる反面、精神的なストレスや責任の重さに押しつぶされそうになることもあります。

      福祉用具専門相談員で楽しい・やりがいを感じた時

      福祉用具専門相談員として働いていて楽しい・やりがいを感じるのは、利用者に合った用具を提案し、「これなら安心して生活できる」「外に出るのが楽しみになった」といった前向きな言葉をいただけたときです。

      実際に歩行器や手すりを使って自立した生活ができるようになった姿を見ると、自分の関わりがその人の生活の質向上に繋がっていると実感できます。また、介護者の負担が軽減され、家族の笑顔が見られたときも大きな喜びを感じます。

      信頼関係が築けると相談も増え、「頼んでよかった」と言ってもらえる瞬間に、この仕事の価値を感じることができました。

      1日のスケジュール例

      1. 8:30
        朝礼、メールの確認、当日のスケジュール確認
      2. 9:00
        利用者への自宅訪問、施設訪問
      3. 12:00
        帰社、昼休憩
      4. 13:30
        訪問対応、カンファレンス
      5. 16:30
        帰社、書類作成
      6. 17:30
        片付け・翌日の準備
      7. 18:00
        退勤
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      ケン太さん
      男性 40代後半
      • 経験年数
        5年以上、10年未満
      • 年収
        330万円
      • 会社の規模
        10人未満

      福祉用具専門相談員がきつい・つらいと感じた時

      現在、福祉用具貸与をメインとした会社にて就業中で、同じ業界内で転職をし2社目にて就業しています。1社目の時は主に自社在庫での貸与がメインで、人員的問題からほとんどが一人での営業、訪問、納品でした。

      杖や歩行器、車いす程度であれば難なく運搬・設置・説明ができますが、置き型手すりや特殊寝台などは組み立て式とはいえ、一日に3台、4台となると体力的にきついものがありました。特にエレベーターのない2階以上の建物への搬入や、御利用者様の住宅事情により設置スペースや間口が狭い場合は、さらに困難さが増します。

      また、御利用者様のお体の状態や認知的な問題により設置場所が乱雑な場合の搬入や、孤独死された場合の引き上げ作業など、精神的に負担の大きい場面もあります。私的に一番つらいのは、良かれと思い選定・提案し、御納得の上で搬入設置したにもかかわらず、デモキャンセルとなってしまうときです。

      福祉用具専門相談員で楽しい・やりがいを感じた時

      まず第一に、自分が選定・提案・納品した用具が、御利用者様御本人や介護をされている御家族様に「これを入れてもらって助かってるわ~」と言っていただき、介護の負担を少しでも軽減することができ、役に立っていることが実感できる瞬間にやりがいを感じます。

      また、不幸にも御利用者様が他界された場合でも、御家族様から「あなたがウチの担当をしてくれて、用具を持ってきてくれたから本当に助かった」「次は私の番だから、その時もウチに来てね」などの言葉をいただくと、本当にやりがいを感じます。

      1日のスケジュール例

      1. 9:00
        出社・始業
      2. 9:15
        事務作業・訪問準備
      3. 10:00
        外回り(居宅訪問・ケアマネージャーさんと打ち合わせや営業・納品や引上げ)
      4. 12:00
        昼食(移動先にて)
      5. 13:00
        外回り(居宅訪問・納品や引上げ・担当者会議・モニタリング訪問など)
      6. 17:00
        帰社・引上げ品があれば荷下ろしや、翌日、納品があれば積み込み
      7. 17:20
        報告書作成・事務処理・購入対象品や住宅改修の依頼等があれば書類作成
      8. 18:30
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      s.sさん
      男性 20代後半
      • 経験年数
        1年未満
      • 年収
        180万円
      • 会社の規模
        10人未満

      福祉用具専門相談員がきつい・つらいと感じた時

      お客様の中には生活様式や性格などが様々で、中には使用済みのおむつや汚物がそのままだったり、臭いがきつい場所があった。

      また、ご本人だけでなくご家族が気難しい方もおり、ちょっとした言葉遣いや伝え方で悪く捉えられてしまうことがあり、とても気を使った。

      また、各々のご自宅に訪問するたびに飲み物やお茶菓子を出していただくのは大変ありがたいことだが、1日に何件も回るため、お腹の具合でいただけない場合や、苦手な飲み物で手をつけないと怒られ、切ない時があった。

      1日のスケジュール例

      1. 8:30
        出社(住宅改修工場の場合は朝7:00出勤) 掃除
      2. 9:00
        外回り(お客様宅訪問、ヒアリング、ご提案、集金など) 昼食(移動先にて) レンタル品取扱会社へ受取、返却
      3. 17:00
        帰社 レンタル用品片付け、積み込み 事務処理、アポイント電話
      4. 18:30
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      たもたもさん
      女性 20代後半
      • 経験年数
        5年以上、10年未満
      • 年収
        250万円
      • 会社の規模
        10人未満

      福祉用具専門相談員がきつい・つらいと感じた時

      会社から支給された携帯をやめるまでずっと持ち歩いていなくてはならなかったので、いつ何時、利用者家族、お客様やケアマネージャー、施設関係者からの電話がくるのかドキドキしていました。特に土日祝などお休みの日も先方は通常通りの仕事なので、夜でも朝でも関係なくたまに電話が鳴ることがありました。

      ベッドの引き上げ依頼や納品、この日では無理と言われて指定された日時での調整がすごくきつかったです。ベッドや手すりは重いため、女性でも組み立てや持ち上げなど大変で、毎月口座引き落としではなく集金のご家庭は取りに行かないといけなかったり、お支払いが滞ってしまってるお家に訪問・連絡などするのも取り立てのようでキツかったです。

      福祉用具専門相談員で楽しい・やりがいを感じた時

      福祉用具を選定させていただいた際、便利になったよ、楽になったよ、ありがとうなどの声を頂くとやっていて良かったなと思うし、ケアマネージャーさんとの信頼関係が強くなるとなんでも頼ってくれるので住宅改修、用品、レンタルと全て手厚い営業売り上げになって毎月のモチベーションにつながることがあって楽しかったなと思います。

      あなたにしか任せられないなど言われると頑張れるし、もっと知識をつけて頼られるように頑張る自分がいました。

      1日のスケジュール例

      1. 8:50
        出社
      2. 9:00
        朝礼
      3. 9:30
        事務作業、訪問準備の用意、アポイント
      4. 10:00
        外回り お客様宅、施設等
      5. 13:00
        昼食 車中にて
      6. 13:30
        アポイントがある施設やお宅訪問
      7. 17:30
        帰社
      8. 17:30
        事務作業 次の中のアポイント確認準備
      9. 18:30
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      鴇羽タクミさん
      男性 30代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        350万円
      • 会社の規模
        10~99人

      福祉用具専門相談員がきつい・つらいと感じた時

      この仕事は人の生活に深く関わる提案をする仕事です。人間関係や環境の調整が難しく悩みました。自身の提案と家族の希望何より本人の希望がなかなかマッチせず思うようにことが進まないことがあります。また、他の分野の専門員、ケアマネジャー、療法士、訪問介護員などと連携をとる必要もあり、共有がうまくできなかったり、提案が却下されることもありました。

      やりがいは感じていたものの、結果と報酬が釣り合わず、人間関係に疲れてしまい職を辞することにしました。

      福祉用具専門相談員で楽しい・やりがいを感じた時

      やりがいを感じたのは「ありがとうございました」「とても良いです」と感謝とお褒めの言葉をいただいた時です。どんなに大変でもその言葉があるのとないのとでは大違いです。

      仕事ですから結果を出すのは当たり前で、当然のことをしたまでで事務的なやり取りだけで済んでしまうこともありました。ですがその中に少しでも感謝の一言があるだけでまた次もやろうというやりがいを感じますし、自分の仕事が役に立っていると実感できます。

      1日のスケジュール例

      1. 8:30
        出社・ミーティング
      2. 9:00
        準備・外回り
      3. 13:00
        昼食
      4. 14:00
        外回り
      5. 17:00
        帰社・事務処理
      6. 17:30
        退勤(ほぼほぼ残業あり)

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      法人番号3010001192436
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      許親会社認可株式会社コレックホールディングス(6578)
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