
就労支援員に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?
この記事では、転職支援のプロが就労支援員に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが就労支援員に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、就労支援員の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
就労支援員に向いている人・向いていない人は?
就労支援員に向いている人の特徴
就労支援員に向いている人は、忍耐強く前向きに取り組める人です。利用者の就職活動は、不採用が続くなど困難な状況も少なくありません。
そのような時でも、支援員自身がぶれずに利用者を励まし、ペースに合わせて根気強く伴走する精神的なタフさが求められます。粘り強くサポートを続けられる人が活躍できるでしょう。
就労支援員に向いていない人の特徴
就労支援員に向いていない人は、気持ちの切り替えがスムーズにできない人です。利用者の悩みや困難に深く共感することは大切ですが、感情移入しすぎると冷静な支援が難しくなり、自分の精神的負担も増大します。
仕事と感情の境界を適切に保ち、割り切ることができない場合は、就労支援員には向いていないと言えるでしょう。
就労支援員についてのよくある質問
就労支援員になるために必要な資格はありますか?
必須資格はありません。ただし、社会福祉士や精神保健福祉士、キャリアコンサルタントなどの資格があると、知識やスキルの証明となり就職や実際の業務で役立つことがあります。
就労支援員と職業指導員、生活支援員の違いは何ですか?
就労支援員は求職活動から職場定着まで就労全般を、職業指導員は作業訓練など職業スキルを、生活支援員は食事や入浴など日常生活を主に支援する点が異なります。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職は可能です。未経験者歓迎の求人も多くあります。採用では、福祉分野での経験やコミュニケーション能力、支援への熱意などが重視される傾向にあります。
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- こんな人におすすめ
- ・未経験で転職を考えている人
- ・今の職場に不満を持っている人
- ・自分が何をやりたいかわからない人
実際に就労支援員で働いている人が「向いている」と思う人
就労支援員に向いている人
人をサポートするのが好きな方。押し付けるよりも傾聴が出来たり、尊重できる方が良い支援員になるかと思います。
Ssさん【経験年数:3年以上、5年未満】
・様々な人とコミュニケーションを取ることが好きで、苦ではない人
・相手の立場にたって物事を考えられる人
・状況に応じて臨機応変に対応ができる人
・電話が苦ではない人(やりとりで電話を使うことが多い)
・外回りが多いので体力がある人
・新たな知識を得ることを楽しめる人
すみれさん【経験年数:3年以上、5年未満】
困っている誰かのために頑張れる人や役立ちたい人、できる限りのことをして自分自身も成長したいと思える人がメンタル的に向いていると思います。
オオタニスポーツさん【経験年数:3年以上、5年未満】
就労支援員に向いていない人
協力して仕事ができない方、報告連絡相談ができない方。
福祉職ママさん【経験年数:3年以上、5年未満】
・せっかちな方
・すぐに成果を求める方
・ルールが守れない方
ゆゆさん【経験年数:5年以上、10年未満】
人の話をじっくり聞くのが苦手な方や、変化に対応するのが難しい方には向いていないかもしれません。
トラさん【経験年数:1年以上、3年未満】
【適性診断】あなたは就労支援員にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが就労支援員に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
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就労支援員の仕事内容
就職から定着まで伴走する支援
就労支援員は、働くことが難しい人の就職を直接的に支援するのが仕事です。
個々の適性や課題を丁寧に聞き取り、就労に必要なスキルを訓練や実習を通じて習得するサポートをします。
求人探しや応募書類作成、面接対策といった具体的な就職活動の援助に加え、就職後の職場定着支援も重要な役割です。
支援ネットワークを繋ぐ調整役
就労支援員の仕事では、最適なサポートのため多様な関係機関との協力が不可欠です。
利用者の支援を円滑に進めるため、様々な外部機関と緊密に連携します。
ハローワークと求人情報を共有したり、職場見学・実習の受け入れ先企業との調整を担います。
就労支援員の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
就労支援員の平均年収
就労支援員のきつい・楽しい体験談
- 体験談について
- 本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 年収264万円
- 会社の規模10~99人
就労支援員がきつい・つらいと感じた時
新規立ち上げで間もなくの採用でした。それまでは違う職についていたので、障害福祉は初めてのチャレンジでした。まず、どのように関わっていいのか戸惑いました。
面談を希望されるのですが、就労に向けてサポートをこちらはする必要があるのですが、それ以前に医療分野の方も多く、体調が悪いと巻き込まれてしまいます。しんどい話を何度も面談で聞き続けるとこちらもつらくなります。
また、幻聴症状のある方は私が言っていないことも「言った」など、被害妄想にも巻き込まれたりしました。人により支援も変わるし、正解もないのでとても大変でした。怒鳴る横暴なタイプの方は特にやりづらかったです。
就労支援員で楽しい・やりがいを感じた時
利用者さんに対して担当制でした。見学対応からずっとサポートした方がたくさんいます。
ずっと引きこもりで自信喪失されていた方が、昔諦めた夢を叶えて就職されたり、10年越しで就職できて輝いていかれたり、仲良くなった利用者さんたちがOB会で会いに来てくれたりと、人の成長や笑顔に励まされてきました。
やはり就労に繋がった時は一緒に喜びを分かち合い、その方の人生に違いを作れる喜びは何者にも代えがたかったです。スタッフも仲が良かったのでチームワーク支援も楽しかったです。
1日のスケジュール例
- 9:00出勤・清掃
- 9:30MT
- 10:00オープン・朝礼・個別学習1
- 10:50休憩
- 11:00個別学習2
- 12:00昼食
- 13:00個別学習3
- 13:50休憩
- 14:00個別学習4・終礼
- 15:00記録付・スタッフ別にプログラム準備
- 17:30スタッフMT
- 18:00退勤
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 年収300万円
- 会社の規模100~999人
就労支援員がきつい・つらいと感じた時
子育て中でもあるので保育園が休みの祝日出勤はきつく、休む場合は有休で休むしかないのはつらいです。上司がコロコロ変わるので上司が変わるたびに方針が変わるのもしんどいです。
また上司に相談できる雰囲気ではなく1人で考えて対策しないといけない環境の時もありしんどかったです。給料の割に仕事量が多く見合っていないのもきつく、本来するべき仕事ができずに別の仕事が入ってくるときはやりたい仕事ではないので精神的にしんどいです。
就労支援員で楽しい・やりがいを感じた時
上司には恵まれていませんが同僚とはコミュニケーションをよくとり仕事ができるのは良いところです。また外出する仕事でもあるので外出先で同僚とランチをしてから仕事に行くことは楽しいです。
就労支援員をしているので履歴書作成や面接同行をしていた相談者の就職先が決まったときはやりがいを感じます。また長く働き続けている方がパートから正社員になった時にも支援し続けて良かったなと思います。相談者が楽しく仕事を続けているのを知れるだけでもやりがいを感じます。
1日のスケジュール例
- 08:30出勤
- 09:00朝礼、前日の振り返り
- 10:00事務作業
- 10:30面談(初回面談や定期面談)
- 12:30お昼
- 13:30訪問準備
- 14:00訪問(企業訪問、面談)
- 16:00帰社
- 16:30事務、報告
- 17:30退勤
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 年収400万円
- 会社の規模1,000人以上
就労支援員がきつい・つらいと感じた時
社会福祉法人にて、障害のある方の就労支援を行っていました。主な業務は、企業で就労している障害者への相談業務、企業へ訪問し担当の障害のある方の勤務態度などのヒアリングやアフターフォロー、求職支援などでした。
きつい・つらいと感じたことは、人材不足で担当する人数が多く、時には100名近い方を担当していました。その分、多くの企業に訪問することになるので精神的にも体力的にもきつかったです。
また、問題なく勤務できている方であれば訪問時間も少ないのですが、障害のある方と企業とのミスマッチがあった際の対応には心を砕かれておりました。福祉の仕事でありながら、営業に近い業務を行うこともあり、自分自身の性格にも合っていなかったため、更につらいと感じていたと思います。
就労支援員で楽しい・やりがいを感じた時
外出が多い仕事ではあったので、休憩時間のランチを楽しみにしていました。
やりがいは、担当している障害をお持ちの方が問題なく就労できるように、色々な方法を考えて実行し、ご本人の希望が実現されたときが1番やりがいを感じていました。また、多くの業界や職種の方とミーティングを行う機会もあったので、対人折衝力がついたところも自分の学びになり、やりがいにも繋がっていった点でもあるかな、と思います。
問題解決のために、福祉の知識、労務の知識、労働法など様々な知識や制度を知る必要があったため大変だったが、担当している方や企業の方とのちょっとしたやり取り(雑談)等は楽しいと感じていました。
1日のスケジュール例
- 09:30出社、メールチェック等
- 10:00事務作業・問い合わせ電話(相談対応など)、または事業所内ミーティング
- 12:00昼食(移動時間込み)
- 13:301件目の企業訪問(ヒアリング、ミーティング)
- 14:30移動
- 16:002件目の企業訪問(ヒアリング、ミーティング)
- 17:30事業所へ帰所、事務処理など
- 18:30退勤
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 年収350万円
- 会社の規模10~99人
就労支援員がきつい・つらいと感じた時
私が以前勤務していた就労継続支援施設は、障害のある方が一般就労を目指すための訓練を行う場所でした。中でも、精神障害をお持ちの方への支援は、特有の難しさを感じることが多くありました。
情緒が不安定になりやすい利用者の方の中には、精神状態が変動すると、壁を叩いたり、大声を出されたりする方もいらっしゃいました。そうした状況への対応は、強い恐怖を感じることもありました。特に、男性の利用者の方の場合、敵わないと感じる場面もありました。
就労支援員で楽しい・やりがいを感じた時
様々な作業工程を職員が利用者さん一人ひとりに丁寧に教えることから始まります。時間をかけて少しずつできることが増え、最終的に一連の作業をスムーズにこなせるようになった時は本当に嬉しいです。
また、日々の業務を通して、利用者さんとの間に信頼関係が築かれていくこともやりがいを感じます。特に個人的な相談事を打ち明けてくれたり、頼りにしてくれる場面があるとこの仕事を選んでよかったなーと大きなやりがいを感じます。
1日のスケジュール例
- 8:30出社、会議
- 9:00朝礼、作業開始
- 12:00昼食
- 13:00作業
- 16:00利用者帰宅
- 17:00職員帰宅
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 年収300万円
- 会社の規模10~99人
就労支援員がきつい・つらいと感じた時
就労を支援するに当たり、本人のやる気や意思が大事なのに、自分自身がまず頑張ろうという意欲の見えない人の対応を進めるのは厳しいと感じていました。こちらに相談に来て、後は探してもらうのが当然と思っている人だと、いつまで経っても就職先が見つかりません。
本人がいら立ったり益々やる気が無くなるのは分かりますが、こちらも多少の苛立ちを覚えることもあります。働きたいと思ってこちらに相談に来たのに、自分が頑張らないでどうするんだと思ってしまいます。
またせっかく決まって働き始めても、やはり長く続けられない人もいます。その状況が長い人は、大抵認識が甘かったり退職理由も些細なことだったりします。気楽に安易に相談・支援依頼に訪れる人について対応を続けることにかなりのストレスを感じました。
就労支援員で楽しい・やりがいを感じた時
支援の相談に来るまで様々な経緯があったり、精神的・身体的に就労が厳しかった人の支援を行い、どうにか就労が決定し、その後も頑張って働いていると連絡があった時が最も報われる瞬間だと感じていました。
こちら支援員との面談や職場見学・先方との面談を通して本人を理解し人間関係も作りつつ、それが就労決定に結び付くことが一応のゴールですが、やはり働き続けられないと意味がありません。本人から、この職場で働けるようになって良かった・思い切って支援の相談に行って良かったと言ってもらえた時ほど嬉しさを実感することはありませんでした。
1日のスケジュール例
- 08:10出勤
- 08:30始業、朝礼、事務作業や訪問準備
- 09:00支援者と企業訪問(見学や面接など)
- 11:30戻り報告書作成など
- 12:00昼休憩
- 13:00新規支援者の面談、書類作成など
- 16:00支援者に随行
- 17:30戻り書類作成、事務作業など
- 18:00退勤
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- ・未経験で転職を考えている人
- ・今の職場に不満を持っている人
- ・自分が何をやりたいかわからない人
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