航空整備士に向いている人の特徴は?「きつい」「楽しい」経験談や仕事内容も掲載

航空整備士に向いている人・向いていない人の特徴

航空整備士に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?

この記事では、転職支援のプロが航空整備士に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが航空整備士に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、航空整備士の職に就いてみたい方は参考にしてください。

未経験転職ならアルテマキャリア

転職相談ならシゴトのスベテ運営会社の転職サポート「アルテマキャリア」にお任せください!LINEで簡単に相談できるので、忙しくてもスキマ時間で転職活動ができます。

こんな人におすすめ
  • ・未経験で転職を考えている人
  • ・今の職場に不満を持っている人
  • ・自分が何をやりたいかわからない人
アルテマキャリア公式はこちら

シゴトのスベテ。
シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。

編集部が答える!

航空整備士に向いている人・向いていない人は?

航空整備士に向いている人の特徴

航空整備士に向いている人は、チームの一員として情報を共有できる人です。

航空機の整備は、複数の整備士がそれぞれの持ち場を担当し、連携して行うチーム作業です。自分の作業状況や発見した不具合などを、他のメンバーや次のシフト担当者へ正確に報告・連絡・相談することが安全の要となります。

「言わなくてもわかるだろう」という思い込みは危険です。円滑なコミュニケーションを取り、チーム全体で安全を作り上げる意識が求められます。

航空整備士に向いていない人の特徴

航空整備士に向いていない人は、手順の確認を面倒に感じる人です。 航空機の整備は、全ての作業が分厚いマニュアルによって厳密に定められています。

自己判断で手順を省略したり、慣れから確認作業を怠ったりすることは絶対にあってはなりません。

決められたルールを軽視し、自分のやり方で進めようとする人は、チーム全体の安全を脅かす存在となり得るため、この仕事には全く向いていません。

航空整備士についてのよくある質問

航空整備士と航空運航整備士の違いは?

最も大きな違いは、整備できる業務の範囲です。航空運航整備士は、フライト前後の日常点検や軽微な修理に限定される一方、航空整備士はそれに加えて、エンジン交換といった大がかりな整備まで全て行える上位資格です。

航空整備士に英語力は必要ですか?

整備マニュアルや技術文書は多くが英語で書かれているため、専門用語を理解できる高い英語読解力が必須です。また、日常的なコミュニケーションに困らないレベルの英会話能力も求められます。

未経験でも転職できますか?

全くの未経験から転職することはできません。航空整備士の国家資格が必要なので、まずは航空専門学校の社会人向けコースなどで学び、国家資格の取得を目指すことが第一歩となります。

【無料】未経験転職ならアルテマキャリア

転職相談ならシゴトのスベテ運営会社の転職サポート「アルテマキャリア」にお任せください!LINEで簡単に相談できるので、忙しくてもスキマ時間で転職活動ができます。

こんな人におすすめ
  • ・未経験で転職を考えている人
  • ・今の職場に不満を持っている人
  • ・自分が何をやりたいかわからない人
アルテマキャリア公式はこちら

実際に航空整備士で働いている人が「向いている」と思う人

航空整備士に向いている人

仕事は仕事と割り切り、責任をもって従事できる人。

やまともさん【経験年数:5年以上、10年未満】

責任感のある人でチームワークでの作業が出来る人に向く仕事です。

のちゃま大名さん【経験年数:3年以上、5年未満】

航空整備士に向いていない人

航空機が好きでも、見るのと仕事をするのは別物なので、夢を見ている人は向いていない。

やまともさん【経験年数:5年以上、10年未満】

確認作業が多いため面倒を嫌う方や時間にルーズな人は向きません。

のちゃま大名さん【経験年数:3年以上、5年未満】

【適性診断】あなたは航空整備士にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが航空整備士に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

あなたは航空整備士に向いてる?
監修
適職診断 診断スタート!
次へ 戻る

あなたの適職診断結果

% 適性度
スキル分析

      個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。

      航空整備士の仕事内容

      航空整備士の仕事内容

      フライトの安全を守るライン整備業務

      航空整備士は、空港の駐機場で航空機の出発前・到着後の点検を行うのが仕事です。

      フライト間の限られた時間内に、燃料やオイルの量、タイヤの空気圧や傷の有無、機体の状態などをマニュアルに沿って厳しくチェックします。

      パイロットからの報告に基づき不具合があれば修理し、定時運航と安全を両立させます。

      飛行機を誘導するマーシャリングや、エンジン始動の合図など、地上での運航支援も担う重要な役割です。

      機体を分解して行う大規模なドック整備

      格納庫(ドック)で、定期的に行われる大規模な分解整備も航空整備士の重要な仕事です。

      数週間以上をかけて機体のエンジンや翼、内装、電子機器などを全て取り外し、部品の一つひとつに至るまで詳細な点検・修理・交換作業を行います。

      普段は見えない機体の構造部分に異常がないか、専門的な検査機器も用いて徹底的に確認し、航空機の長期的な安全性を確保します。

      航空整備士の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      航空整備士の平均年収

      平均年収
      558.1万円
      ※月給12ヶ月分と賞与、残業代等の合計額です
      経験年数ごとの月給推移
      0年
      24.78万円
      1〜4年
      26.11万円
      5〜9年
      29.14万円
      10〜14年
      33.49万円
      15年以上
      38.02万円

      航空整備士のきつい・楽しい体験談

      体験談について
      本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      やまともさん
      男性 30代前半
      • 経験年数
        5年以上、10年未満
      • 年収
        500万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      航空整備士がきつい・つらいと感じた時

      ひとつのミスでパイロットの生命にかかわったり、それ以上の事故につながる可能性が高いため、一つたりとも手を抜くことができず、高い集中力と注意力が要求される。そのため、強いストレスを感じる。

      整備だけでなく、工具や部品の扱いにもかなり気を使う必要があり、ビス(ねじ)一つでも落とすだけで作業を止めて、見つかるまで大捜索する。

      なぜかというと、機体に残置したままフライトした際に、残された工具や部品が内部の配線や電子機器にダメージを与えた場合、甚大な事故につながる恐れがあるため、すべてにおいて気を使う必要がある。

      航空整備士で楽しい・やりがいを感じた時

      整備は基本的にチームで行うため、わからないことがあっても上司や先輩が教えてくれることで安心感があり、新しい整備にも挑戦していこうという前向きな気持ちで成長することができる。

      また、職務で得た知識や技術が日常生活にも役立つ場面があり、修理などにも応用できている。

      さらに、プライベートにおいても「航空機整備士」という職業はウケが良く、話の種として非常に役立っている。

      1日のスケジュール例

      1. 06:00
        出勤 業務の確認、準備
      2. 07:45
        朝礼・ミーティング
      3. 08:15
        業務開始
      4. 12:00
        昼休憩
      5. 13:00
        業務開始
      6. 17:00
        業務終了
      7. 17:30
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      のちゃま大名さん
      男性 20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        460万円
      • 会社の規模
        100~999人

      航空整備士がきつい・つらいと感じた時

      私が就職したころはマイレージがスタートし、LCCの市場参入により価格競争が激化して業界再編が進む時期でした。そのため、現場の人材が慢性的に不足しており、とくに繁忙期は毎日残業が続き、夏場の炎天下での作業はコンクリートからの照り返しとエンジンの余熱で地上付近は40℃以上となるため、便数が増える中で仕事が重なる状況でとても厳しい現場でした。

      時間に追われる作業の中で安全性を担保しなければならず、スピード感と責任が問われる厳しい仕事でした。

      航空整備士で楽しい・やりがいを感じた時

      自身が所属するキャリアを主として空港に着陸した航空機が出発するまでのインターバルで、点検整備や出発前のサークルチェックを担当していました。出発時間にエンジンが始動し、プッシュバックでランウェイに飛行機を配置するとき、地上作業員が整列してきた方向に手を振ると、搭乗したお客さんが手を振り返してくれた時に緊張感がほぐれました。

      ランディング後に無事に離陸し高度を上げる飛行機を見ると、いつも達成感と安全への使命感が沸いてきました。

      1日のスケジュール例

      1. 6:30
        出社
      2. 7:00
        朝礼とブリーフィング、担当便確認等
      3. 7:30
        飛行機の電源やエンジン作動チェック
      4. 8:00
        ライン整備開始
      5. 12:00
        昼食
      6. 13:00
        ライン整備開始
      7. 16:30
        整備作業終了
      8. 16:50
        遅番のシフトとの引継ぎ連絡
      9. 17:00
        作業終了報告
      10. 17:30
        退社
        時間はシフトや遅延等により誤差があります。

      【無料】未経験転職ならアルテマキャリア

      転職相談ならシゴトのスベテ運営会社の転職サポート「アルテマキャリア」にお任せください!LINEで簡単に相談できるので、忙しくてもスキマ時間で転職活動ができます。

      こんな人におすすめ
      • ・未経験で転職を考えている人
      • ・今の職場に不満を持っている人
      • ・自分が何をやりたいかわからない人
      アルテマキャリア公式はこちら

      他の製造・技術職の向いている・向いていない人の特徴

      お仕事の体験談を募集中!

      シゴトのスベテ。では、経験したことがある仕事の「つらい」「楽しい」体験談を募集しています。

      あなたのご経験が転職に迷っている人の後押しになるため、ぜひ体験談をご共有ください。

      ※現在はβ版であり、今後さらなる改善や機能拡張を予定しております。

      体験談投稿はこちら

      運営者情報

      シゴトのスベテ。は、求職者の支援サービスや企業の採用コンサルティングを行っている「株式会社メルセンヌ」が運営しています。

      商号株式会社メルセンヌ
      URLhttps://www.mersenne.co.jp
      所在地〒171-0022
      東京都豊島区南池袋2-32-4 南池袋公園ビル
      代表取締役木村 昂作
      法人番号3010001192436
      有料職業紹介事業許可番号13-ユ-317103
      許親会社認可株式会社コレックホールディングス(6578)
      東京都豊島区南池袋2-32-4 南池袋公園ビル