品質保証に向いている人の特徴は?「きつい」「楽しい」経験談や仕事内容も掲載

品質保証に向いている人・向いていない人の特徴

品質保証に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?

この記事では、転職支援のプロが品質保証に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが品質保証に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、品質保証の職に就いてみたい方は参考にしてください。

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品質保証に向いている人・向いていない人は?

品質保証に向いている人の特徴

品質保証に向いている人は、小さなことにも気づける几帳面な人です。品質保証の業務では、製品の仕様や規格の確認、品質データや製造工程のチェックなど、細かい確認作業が不可欠です。

わずかな見落としが重大な不具合につながることもあるので、丁寧さと几帳面さが求められます。

品質保証に向いていない人の特徴

品質保証に向いていない人は、自分の考えを伝えるのが苦手な人です。発見した不具合や改善すべき点を、開発担当者や関係部署に伝える必要があるからです。

例えば、製造の作業手順に問題があると感じても、意見を言えずにいると品質が改善されないまま放置されてしまいます。周りに遠慮しがちな人は、向いていないと言えるでしょう。

品質保証についてのよくある質問

品質保証と品質管理の違いは?

品質保証は、製品やサービスが完成するまでの全体の流れを見て、不良品ができないような「仕組み」を作る仕事です。一方で品質管理は、完成したものを検査して、基準を満たしているか「確認」する仕事です。

資格は必要ですか?

必須の資格はありません。ただし「品質マネジメントシステム審査員」や「品質管理検定」などの関連資格があると、転職を有利に進められます。

未経験でも転職できますか?

未経験でも転職できます。人手不足の状況があるため、未経験者を受け入れる企業が多いです。

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実際に品質保証で働いている人が「向いている」と思う人

品質保証に向いている人

細かい作業が得意で、問題解決能力が高い人。また、粘り強く、状況に応じた柔軟な対応ができる人に向いています。製品の品質を守るために細心の注意を払える人が活躍しやすいです。

イワンさん【経験年数:1年以上、3年未満】

根気強く、かつ情報の整理に長けた人が向いています。
メインの仕事であった不良原因の調査では、製造部門へのヒアリングと製造当時の状況調査が必須であり、得られた情報を整理しつつ時間をかけて原因を特定する必要があるためです。

みずのえしんいちさん【経験年数:3年以上、5年未満】

我慢強く、粘り強い人。
人と交渉しないといけないので、交渉力のある人。

でんでんむしさん【経験年数:1年以上、3年未満】

品質保証に向いていない人

ルーチンワークや細かい作業が苦手で、短期間で結果を出したいと考える人には向いていません。また、細かい不具合や問題点を見逃しがちな人や、注意力が続かない人も難しいかもしれません。

イワンさん【経験年数:1年以上、3年未満】

仕事に対していい加減で周囲からの信頼感がない人

kotacamera001さん【経験年数:10年以上、20年未満】

(私のように)地道にこつこつとやるのが好きな人。それから、あまり人と交わらず、自分の仕事を仕上げていくタイプの人。

でんでんむしさん【経験年数:1年以上、3年未満】

【適性診断】あなたは品質保証にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが品質保証に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

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      品質保証の仕事内容

      品質保証の仕事内容

      高品質な製品を生み出す仕組みの設計

      品質保証とは、製品の企画からユーザーの手元に届き廃棄されるまでの全工程において、品質を守る仕組みを作る仕事です。

      企画・開発段階では、顧客のニーズや法令・業界基準に沿っているかをチェックし、良い製品の土台作りをします。

      製造の段階では、決められたルール通りに作られているかを確認し、ミスや不良品が出ないように注意を払います。

      クレーム対応と品質改善

      製品に関する顧客からの問い合わせやクレーム対応も、品質保証の仕事です。不具合の原因を特定して、再発を防止します。

      また、寄せられた意見を製品設計や製造工程に反映させて、より良い製品作りをサポートします。品質向上が企業の信頼獲得に繋がるため、とても重要な役割です。

      品質保証の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      品質保証の平均年収

      平均年収
      755.2万円
      ※月給12ヶ月分と賞与、残業代等の合計額です
      経験年数ごとの月給推移
      0年
      28.08万円
      1〜4年
      31.49万円
      5〜9年
      50.63万円
      10〜14年
      46.67万円
      15年以上
      45.82万円

      品質保証のきつい・楽しい体験談

      体験談について
      本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      イワンさん
      男性 40代後半
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 年収
        500万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      品質保証がきつい・つらいと感じた時

      品質保証をしていてきついと感じたのは、製品に不具合が発生した際、修正作業が膨大で時間がかかることが多かった点です。特に、製造ラインでの問題が発覚した場合、問題の原因を特定するために何度もテストを繰り返さなければならず、その度に長時間働くことになりました。

      また、修正が完了しても、再度同じ不具合が発生することがあり、その度に気力を振り絞って対応する必要がありました。

      さらに、納期に追われる中で、品質を保ちながらスピーディに作業を進めるプレッシャーが非常に大きく、精神的にも疲れが溜まることがありました。

      品質保証で楽しい・やりがいを感じた時

      品質保証の仕事には達成感もあります。製品が予定通りに品質基準を満たし、問題がないことを確認できた瞬間には、大きな満足感を得ることができます。

      また、ユーザーからのフィードバックを受けて製品改善のために提案を行い、それが実際に反映された時には非常にやりがいを感じました。

      問題を早期に発見し、改善案を実行に移すことで製品の品質向上に貢献できる点が、特にやりがいを感じる部分でした。それが自分への評価にもつながったことが、うれしかったです。

      1日のスケジュール例

      1. 8:30
        出社
      2. 9:00
        始業・朝礼
      3. 9:15
        メールチェック・その日のタスク確認
      4. 9:30
        製品テスト開始(検査項目の確認)
      5. 10:30
        テスト結果の整理・報告書作成
      6. 11:30
        問題が発生した場合、修正作業や再テスト対応
      7. 12:30
        昼食(社員食堂または外食)
      8. 13:15
        午後のテスト開始(不具合調査)
      9. 14:30
        テストデータの分析・不具合報告書作成
      10. 15:30
        開発チームとの会議(問題点の共有、解決策の議論)
      11. 16:30
        テスト結果の確認・改善案の提案
      12. 17:00
        今日の進捗確認・翌日の準備
      13. 17:30
        退勤
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      kotacamera001さん
      男性 50代前半
      • 経験年数
        10年以上、20年未満
      • 年収
        1200万円
      • 会社の規模
        100~999人

      品質保証がきつい・つらいと感じた時

      品質保証は直接会社の売上にはつながっておらず、不良品を市場に出さないストッパーの役割を担っている。求められる役割から市場からの期待は高いが、どちらかと言うと売上からはマイナスに働くので、社内の風当たりは強い。

      出荷の是非を判断するが、出荷不可との判断をするためには製造工程や製品に関する知識のみならず、法規制に関する知識や各部門とのコミュニケーション能力や経験が必要で、特に若い頃はそういった知識経験が乏しく、かつ実験データが少ない状況下でその製品の是非を評価することが難しく辛いと感じた。

      1日のスケジュール例

      1. 8:00
        出社
      2. 9:00
        始業、朝礼、事務作業
      3. 10:00
        社内ミーティング
      4. 11:00
        社外ミーティング
      5. 12:00
        昼休憩
      6. 13:00
        社内巡回
      7. 15:00
        事務作業
      8. 18:00
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      みずのえしんいちさん
      男性 20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        350万円
      • 会社の規模
        100~999人

      品質保証がきつい・つらいと感じた時

      不良原因調査の際、製造部門と顧客との板挟みになる状況が一番辛かったです。当時は人手不足もあり、短時間で多数の品物を作らなければならない状態だったので必然イージーミスやヒューマンエラーが多発していました。

      そうなると製造部門からは「もっと人を入れてくれ」と言われるのですが、当時ただの課員であった私にはどうすることもできません。当然ながら顧客に対してそんな報告をするわけにもいかず、不良原因報告書の作成には非常に苦労していました。

      品質保証で楽しい・やりがいを感じた時

      不良の原因を突き止め、それに対して完璧な対策を打って不良を根絶した時が一番やりがいを感じます。他の仕事で言う、一つのプロジェクトが完結したという感覚に近いです。不良の規模が大きければ大きいほどその達成感も大きくなります。

      重要なのは「明確な対策を打てた」「それによって不良を根絶した」の2点であるため、先ほど挙げたような根本的な対策の難しい案件ではなかなかそこまで到達できません。ただし後年ではそれらに対しても別の切り口から対策を考えるようになり、成長を感じています。

      1日のスケジュール例

      1. 7:50
        出社
      2. 8:00
        始業・朝礼
      3. 8:30
        事務作業
      4. 11:00
        検査
      5. 12:00
        昼食
      6. 13:00
        検査
      7. 15:00
        事務作業
      8. 17:00
        退勤
        (上記は平常時。不良発生時は検査、事務作業が不良調査となる)
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      でんでんむしさん
      男性 50代前半
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 年収
        500万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      品質保証がきつい・つらいと感じた時

      会社で、数年、品質保証の仕事をしていました。めちゃくちゃ忙しくて、土曜も日曜もないような暮らしでした。それ自体がつらかったのですが、それ以上に、上司から人間あつかいされてないと感じることが多々あって、それがつらかったです。

      たとえば、あるとき風邪で高熱を出したのですが、仕事が忙しいので、這うようにして出社しました。そしたら、上司がトラブル対応の書類を持っていて、「さて、この仕事をだれにふろうかな? おお、なんだ、○○、出てきてるじゃねえか。じゃあ、これやっといてくれや」と私に押し付けるのです。「熱があって、とても無理です」と断ろうとしても、ぜんぜん耳を貸してくれません。

      また、忙しさがたたって、うつ状態になったときのこと。上司に、「しばらく休ませてください」と願いでたのですが、「まあまあ、冗談はどもかくとしてだな」と、全く無視。今思い出すと、私はたんなる便利な道具だったのだな、ということです。

      品質保証で楽しい・やりがいを感じた時

      その会社で品質管理を担当していたとき、正直言ってやりがいを感じることは少なかったです。品質管理というのは、何かを仕上げてやりがいを感じる、という職ではなく、マイナスをいかにカバーするか、という負の側面の仕事だと思います。

      あえて、よかったと感じたときのことを思い出すと、あるとき、外注業者から収められた部品に不具合が発生し、製品の出荷が遅れそうになったことがあります。私は外注業者との間に立って駆けずり回り、修正された部品を納品させ、製品の納品遅れを回避した、ということがありました。資材部門からは感謝されました。せいぜい、そのくらいでしょうか。

      1日のスケジュール例

      1. 7:00
        出社
      2. 8:00
        始業・朝礼
      3. 8:10
        メール処理、製品の出荷検査、ラインの不具合対応
      4. 12:20
        昼食
      5. 13:00
        メール処理、製品の出荷検査、ラインの不具合対応
      6. 17:00
        一応定時
      7. 17:00
        残業して、メール処理、製品の出荷検査、ラインの不具合対応
      8. 21:00
        退勤

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      代表取締役木村 昂作
      法人番号3010001192436
      有料職業紹介事業許可番号13-ユ-317103
      許親会社認可株式会社コレックホールディングス(6578)
      東京都豊島区南池袋2-32-4 南池袋公園ビル