「第二新卒でマッキンゼーに転職できる?」
「難易度は高い?選考のポイントは?」
マッキンゼー・アンド・カンパニーはアメリカ発の大手コンサルティング会社で、転職先として人気のある企業です。しかし、第二新卒で転職ができるのか、不安になりますよね。
そこでこの記事では、第二新卒でもマッキンゼーに転職ができるのかを紹介します。
難易度や転職するメリット、事業内容なども記載しているので、第二新卒でマッキンゼーへ転職を目指している方は参考にしてください。
また、転職活動の際は転職エージェントに無料登録しましょう。おすすめは、多くの転職成功者が活用している「マイナビエージェント」です。
専門家による転職サポートや、マッキンゼー含む人気企業の求人を紹介してくれることもあるので、登録しないと損だと言えます。
この記事の結論
- 第二新卒なら実績が必要
- 転職難易度は高い
- 英語力が必須
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- キャリハイ編集部@メルセンヌ
- 転職エージェント「メルセンヌ」が運営するキャリハイ転職。転職エージェント業界の知見や実績をもとに、求職者に役立つ情報を提供しています。
目次
マッキンゼーへ第二新卒での転職はできる?
第二新卒でも転職できる
応募資格 |
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・国内外の4年制大学の卒業資格取得者、もしくは卒業見込みの方 ・現・前職務において、求められる成果を達成し、高い評価を得ていること(職務経験のある方のみ) ・日本語での業務遂行能力があること(日本語が母語でない方は、日本語能力試験N1またはハイレベルなビジネス日本語力を有していること) ・ビジネスレベルの英語会話力があること(職務経験のある方のみ) |
マッキンゼーは、第二新卒でも応募可能です。応募資格はポジションによって変わりますが、共通して高い評価を得た実績と、ビジネスレベルの英語力が必要です。
第二新卒の場合、応募できるポジションはビジネスアナリストです。職務経験が2年未満なら、実務経験は問われません。
- ▼キャリアパス一覧(タップで開閉)
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採用ポジション ・インテグレイティブコンサルタント
・ビジネスアナリスト
・オペレーション
・デジタル (DnA)
・マッキンゼー・アクセラレート
・RTS (企業変革・企業再生)
・金融サービス(FIG)
・プライベートエクイティ・プリンシパルインベスター(PEPI)
・パブリックセクター(SHaPE)
・グローバル・エナジー・アンド・マテリアル
・サステナビリティ
・マーケティング・アンド・セールス
・Client Capabilities Network (CCN)
第二新卒は英語が必須
マッキンゼーは、就業経験がある場合、ビジネスレベルの英語ができることが必要です。マッキンゼーはグローバルプロジェクトが多く、英語でコミュニケーションをとる機会が沢山あります。
また、採用時の要項やエントリーフォームが英語である場合もあるため、入社前から英語力
転職難易度は高い
マッキンゼーの転職難易度は高いです。就業経験者であればビジネスレベルの英語力の加え、目標達成力や問題解決力がわかる実績が必要です。
また、マッキンゼーのようなコンサルティングファームはケース面接があり、架空のクライアントの課題について話し合います。ここで問題解決能力を見られます。
コンサルティングファームは一般的な企業と同じような転職対策では勝ち残るのは難しいです。マイナビエージェントなどの転職エージェントを利用し、専門的なアドバイスを受けることをおすすめします。
マッキンゼーへの転職で受かりやすい人は?
マッキンゼーへの転職で有利な業界・職種は?
マッキンゼーは、業界・職種による有利不利はありません。研究者、エンジニア、建築士など、様々なバックグラウンドの人が入社しています。ただ、自身の経験の中での高い評価の結果や、実績などが必要になります。
未経験からでも転職できる?
マッキンゼーは未経験でも転職可能です。実務経験が2年未満なら、新卒と同じ「ビジネスアナリスト」への応募ができます。また、必要な知識などは入社してから学べる教育制度があるので、特定の学位や資格が必要ありません。
マッキンゼーが求める人物像は?
マッキンゼーは、価値ある変化をもたらす優秀な人材を求めています。学業において卓越した結果を残し、積極的な課外活動の経験がある人や、職務経験において、リーダーシップを発揮し、高い評価を得ている人です。
プロフェッショナルとして、自分で目標を立て、道筋を設計し、達成するために努力を惜しまず進み続けられる人が期待されています。
- ▼マッキンゼーで働くこと(採用情報から引用)
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マッキンゼー・アンド・カンパニーは、プロフェッショナルとして働く者のキャリアは、誰かに指示されて形成されるものではなく、自ら設計し組み立てていくものであると考えています。
マッキンゼーのコンサルタントに「所属部門・部署」はありません。また、「辞令」や「配属」、「転勤命令」もありません。
一人ひとりの目標を自分で立てる。その道筋を自分で設計する。そして他と自分を比べることなく、自分の選んだ道を着実に進んでいただきたいと考えています。
“My Own McKinsey” – 社内で多くのコンサルタントが口にする言葉です。
「組織目標の達成のために個人がある」のではなく、「個々人のキャリア・ゴールを支援する」ために、マッキンゼーは独立したプロフェッショナルのための「場」を提供したいと考えています。
持っていると有利なスキル・資格は?
マッキンゼーは、MBAがあれば有利でしょう。資格ではなく学位なので、取得するためにはビジネススクールに通う必要があります。経営戦略や問題解決能力が身に付くので、取得できれば自身のスキルアップが可能です。
ただし、多額のお金と時間がかかり、国内なら130万円~400万円、受講期間も2年程かかります。入試があり、実務経験が応募資格として必要な場合もあるので難易度が高いです。
また、マッキンゼーは入社してから3週間のMini MBAがあり、基礎を学べるので必須ではありません。
【MBAとは】 経営学修士(Master of Business Administration)のこと、ビジネスリーダーに必要とされる、経営に関する実践的な知識を学べ、経営学の大学院修士課程を修了すると授与されます。 |
マッキンゼーへの応募方法
転職エージェントの紹介で応募する【おすすめ】
マッキンゼーへの応募は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。応募書類の書き方指導や面接対策をしてくれるうえに、面接の日程調整や給与交渉まで、応募者と企業の間に入ってサポートしてくれます。
なかでもマイナビエージェントは、第二新卒の転職実績が多いおすすめの転職エージェントです。求人数も多いので、マッキンゼーはもちろん、同じ業種・職種の紹介を受けられる可能性もあります。
転職サイトから応募する
転職エージェントに次いでおすすめなのは、リクナビNEXTやdoda(デューダ)などの転職サイトを使った応募です。転職サイトでは、マッキンゼーの求人情報を自分で探して応募します。
転職サイトのお気に入り登録や通知機能などを使えば、応募ややり取りがスムーズに進められます。ただし、マッキンゼーのような大企業は非公開求人として募集することが多く、求人情報が見つからない可能性もあるので注意が必要です。
コーポレートサイトから応募する
マッキンゼーHP(コーポレートサイト)から応募することもできます。企業のリクルートページから応募するやり方で、最も一般的なエントリー方法です。
ただし、企業HPからの申し込みは応募者が殺到し、難易度が高くなるのでおすすめしません。まずは転職エージェントに登録し、プロのサポートを受けながら有利に転職活動を進めましょう。
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マッキンゼーへ第二新卒で転職するメリット
能力次第で昇格できる
マッキンゼーのキャリアパスは成果主義です。年齢や在籍期間に関係なく、達成したことによって評価されるので、能力次第で昇格できます。
海外で働ける機会がある
マッキンゼーは65ヶ国以上の130以上の都市にオフィスがあります。本人の希望に基づいて転勤ができるので、グローバルな活躍がしやすい環境です。
転勤するには、日本で1年以上働き基本スキルを習得したうえで、現地でコンサルティング業務ができる語学力があることが条件です。
充実したトレーニング制度
トレーニング制度 | ・語学研修 ・留学支援 ・グローバルトレーニング |
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マッキンゼーは、基礎知識やスキルを習得するサポート体制がとられています。入社予定者には英語力判定テストの結果に応じて、入社前に英語レッスンのアドバイスや、定期的な英語研修があります。
また、ビジネスアナリストには海外MBA留学のサポートがあり、仕事の成果が認められた希望者全員が留学することが可能です。
ワークライフバランスを保てる
制度 | ・有給休暇 ・出産休暇 ・育児休暇 ・介護休暇 ・Take Time Program |
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マッキンゼーは、社員が高いパフォーマンスを維持するための制度があります。有給休暇はもちろん、性別を問わない育児休暇や、年間5~10週間の無給休暇をとれる「Take Time Program」があります。
マッキンゼーの事業内容
グローバルコンサルティングファーム
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、上場企業をはじめ、非公開企業、政府機関にもコンサルティングサービスを提供しています。また、米国、欧州、アジア、南米、東欧など65ヶ国以上の130以上の都市にオフィスがあるグローバルなコンサルティングファームです。
産業別グループ
グループ | 先端エレクトロニクス・半導体 自動車・産業機械 化学・農業 消費財 電力・ガス エンジニアリング・建設・建材 金融サービス ヘルスケアシステム・サービス ライフサイエンス 金属・鉱業 石油・ガス 紙・板紙製品・包装材 プライベートエクイティ・プリンシパルインベスター パブリックセクター 小売 テクノロジー・メディア・通信 トラベル・運輸・インフラ |
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マッキンゼーは、産業別のグループがあります。それぞれの産業における経営戦略の立案、M&Aおよび業務提携、オペレーション改善など、顧客企業と共に事業課題に取り組んでいます。
機能別グループ
グループ | デジタル グロース ・マーケティング・アンド・セールス Leap by McKinsey (新規事業立案) オペレーション 人材・組織・パフォーマンス 戦略・コーポレートファイナンス サステナビリティ 企業変革 |
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マッキンゼーの機能別グループは、顧客企業に対し、専門的スキルと強みを活かしたサポートを行っています。
マッキンゼーの求人内容
採用ポジション
ポジション名 | インテグレイティブコンサルタント ビジネスアナリスト オペレーション デジタル (DnA) マッキンゼー・アクセラレート RTS (企業変革・企業再生) 金融サービス(FIG) プライベートエクイティ・プリンシパルインベスター(PEPI) パブリックセクター(SHaPE) グローバル・エナジー・アンド・マテリアル サステナビリティ マーケティング・アンド・セールス Client Capabilities Network (CCN) |
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マッキンゼーは、さまざまなポジションでのキャリア形成を支援しています。
ただし、専門的な実務経験がない第二新卒では、ビジネスアナリストへ応募することになります。
ビジネスアナリスト
概要 |
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国内外の大学・大学院に在籍する新卒学生の方、および大学(学士、修士)既卒で、実務経験が3年未満の方は、ビジネスアナリストとしての採用となります。 ビジネスアナリストは、プロジェクトの課題解決の個別分野を担当します。情報収集、その分析において中心的な役割を果たすだけではなく、顧客メンバーとの協業、プロジェクトの最終提案のとりまとめ、および顧客企業の経営者へのプレゼンテーションも担当します。 3年目以降は、そのままアソシエイト、マネジャーへと社内でキャリアを積んでいく者のほか、アソシエイトになる前に留学支援制度を利用してビジネススクールへ留学する者、海外オフィスで活躍する者、また、外部でリーダーシップ経験を積む者もいます。 |
ビジネスアナリストは、プロジェクトの課題解決の個別分野を担当します。情報収集、分析、顧客メンバーとの協業、プロジェクトの最終提案のとりまとめ、経営者へのプレゼンテーションも担当します。
ポジションとしては、アソシエイトの下にあたり、経験を積んでアソシエイトにキャリアアップしていきます。
ビジネスアナリストの応募資格
学歴 | 国内外の四年制大学または大学院を卒業、または卒業見込みであること |
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言語能力 | ビジネスレベルの英会話能力があること (職務経験がある場合) |
その他 | 新卒採用の場合、フルタイムの職務経歴がないことが条件となる場合があります。 第二新卒(社会人実務経験3年未満)の方もビジネスアナリストのポジションで応募可能です。 |
マッキンゼーのビジネスアナリストは、新卒または実務経験が3年未満の方を対象としたポジションです。
応募には、国内外の四年制大学以上の卒業資格(または見込み)が求められます。また、社会経験がある場合は、ビジネスレベルの英語力が条件に加わります。特定の専攻や資格は問われず、入社後のトレーニングで必要なスキルを習得していきます。
マッキンゼーの選考内容
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STEP1
エントリー
まずはマッキンゼーの採用ページからエントリーを済ませましょう。
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STEP2
書類選考
適性検査書類検査・適性検査にはオンライン面談を含む場合があります。
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STEP3
面接
会社についての説明や、自身のアピールの場となる面接です。
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STEP4
ケース面接
問題解決能力を判断するため、約30分のケース面接が実施されます。
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STEP5
内定
全て通過したら内々定となり、入社の流れになります。
マッキンゼーへ転職したい方におすすめの転職エージェント
転職サービス | 特徴 |
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マイナビエージェント
20代・若手に強い転職エージェント
(出典:マイナビエージェント)
マイナビエージェントのポイント
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得意領域 | 未経験、既卒・第二新卒 |
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マイナビエージェントの特徴
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マイナビエージェントの評判と口コミ
リクルートエージェント
業界トップクラスの転職エージェント
(出典:リクルートエージェント)
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リクルートエージェントの評判と口コミ
dodaエージェント
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dodaエージェントの特徴
dodaは電通の口コミ調べで、転職者満足度No.1を獲得しています。サポートの質はもちろん、求人の質が高いのもdodaの魅力です。
応募書類の添削や面接対策は個々に合ったサポートを受けられ、転職未経験でも安心して利用できます。
紹介している業種、職種も多岐に渡るので、20代のうちに他の分野に視野を広げたり、キャリアチェンジを考えたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaエージェントの評判と口コミ
マッキンゼーの企業情報
会社名 | マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社 |
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日本支社設立 | 1971年 |
日本支社代表者 | 岩谷直幸 |
本社住所(日本) | 東京都港区六本木1-9-10アークヒルズ仙石山森タワー |
従業員数 | グローバル: 約45,000人以上 日本: 約600名 |
福利厚生 | 退職金制度 有給休暇 育児休暇 介護休暇 食事代補助 タクシー代補助 |
企業HP | マッキンゼー・アンド・カンパニー |
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、アメリカに本社を置くグローバルな戦略系コンサルティングファームです。設立は1926年、日本支社は1971年に設立されました。
2006年~2017年に世界で最も権威あるコンサルティングファームに選ばれている企業です。また、採用プロセスでの競争が激しく、世界で最も選抜が厳しい雇用主の一つと言われています。
まとめ
マッキンゼーは、第二新卒で転職はできますが、転職難易度は高いです。求められるレベルが高いために、応募できない可能性もあります。
また、応募者はいずれも何らかの実績を残してきたトップクラスの人材です。その中で戦うには入念な準備と対策が必要になります。
マイナビエージェントなどの転職エージェントに登録すれば、書類準備や面接対策など全面的にサポートしてくれます。マッキンゼーの採用枠を勝ち取るためにも、まずは転職エージェントに登録するのがおすすめです。