「ドラッグストアの売上高ランキングが知りたい!」
「ドラッグストアの店舗数は?」
ドラッグストア業界は近年堅調に伸びており、売上・店舗数ともに拡大傾向にあります。ドラッグストアに転職を考えている人の中には、どの会社を選べば良いのかわからないという人もいるでしょう。
そこでこの記事では、ドラッグストアの売上高や店舗数をランキング形式でまとめています。ドラッグストア業界の動きや転職のコツなどもまとめているので、是非参考にしてください。
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目次
ドラッグストア業界の動向
| 年度 | 商品販売額 | 店舗数 |
|---|---|---|
| 2024年度 | 9兆421億4,700万円 | 19,994店 |
| 2023年度 | 8兆5,204億3,900万円 | 19,198店 |
| 2022年度 | 7兆8,206億1,900万円 | 18,571店 |
| 2021年度 | 7兆3,922億3,000万円 | 17,816店 |
| 2020年度 | 7兆2,341億8,200万円 | 16,967店 |
| 2019年度 | 7兆95億5,100万円 | 16,450店 |
| 2018年度 | 6兆4,666億6,800万円 | 15,859店 |
| 2017年度 | 6兆1,503億4,300万円 | 15,076店 |
| 2016年度 | 5兆7,729億3,700万円 | 14,509店 |
| 2015年度 | 5兆4,776億300万円 | 13,653店 |
ドラッグストア業界は、右肩上がりの成長を続けています。経済産業省によると、ドラッグストアの2024年度の販売額は9兆421億4,700万円です。販売額は年々増加しており、2015年度と比べると3.5兆円伸びています。
また、店舗数も2015年度と比べると6,000店以上増加しました。調剤薬局が併設された店舗も増えており、利便性が向上したことが成長要因のひとつです。
一方で、店舗数が増えたことにより、薬剤師人材が不足していることが指摘されています。今後も拡大を続けるドラッグストアでは、薬剤師の需要が高まっていくでしょう。
ドラッグストア業界は収入アップが狙える
ドラッグストア業界は、時期によっては経験や資格のある人材を高待遇で募集しています。大きくキャリアアップできるチャンスがあるかもしれません。
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ドラッグストアの売上高ランキング

| 企業名 | 売上高 | 前年比 | 平均年収 | 平均勤続年数 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウエルシア ホールディングス |
1兆2,850億500万円 | 5.56% | 866万円 | 1.9年 | 53.1歳 |
| マツキヨココカラ &カンパニー |
1兆616億2,600万円 | 3.82% | 727万円 | 15.6年 | 45.2歳 |
| コスモス薬品 | 1兆113億9,000万円 | 4.81% | 488万円 | 7.1年 | 31.7歳 |
| スギ ホールディングス |
8,780億2,100万円 | 17.94% | 881万円 | 8.5年 | 46歳 |
| ツルハ ホールディングス ※決算期の変更により9.5ヶ月決算 |
8,456億300万円 | -17.70% | 604万円 | 20.1年 | 46.3歳 |
| サンドラッグ | 8,018億1,100万円 | 6.66% | 581万円 | 8.9年 | 34.5歳 |
| クスリのアオキ ホールディングス |
5,014億7,000万円 | 14.79% | 526万円 | 8.3年 | 35.4歳 |
| クリエイトSD ホールディングス |
4,570億9,300万円 | 8.23% | 1,044万円 | 21.9年 | 51.3歳 |
| カワチ薬品 | 2,878億1,600万円 | 0.65% | 557万円 | 13.5年 | 36.6歳 |
| 富士薬品 | 3,862億3,700万円 | 3.54% | – | 9.7年 | 39.5歳 |
| Genky DrugStores | 2,007億8,600万円 | 8.62% | – | – | – |
| 薬王堂 ホールディングス |
1,519億5,700万円 | 6.83% | – | – | – |
| サツドラ ホールディングス |
1,001億7,400万円 | 4.87% | – | – | – |
| トモズ | 905億円 | – | – | – | – |
| ファーマライズ ホールディングス |
635億800万円 | 16.60% | 571万 | 9.4年 | 42.8歳 |
| アインホールディングス ※リテール事業のみ |
610億4,100万円 | 96.20% | 742万 | 11.3年 | 43.8歳 |
参考:各社の有価証券報告書、決算報告書
ドラッグストアのランキングを16位までまとめました。1位はウエルシアホールディングスで1兆2,850億500万円です。2位のマツキヨココカラ&カンパニーと3位のコスモス薬品も、共に1兆円以上の売上高です。
ほとんどの企業が前年から売上を伸ばしており、ドラッグストア業界全体が成長していることが伺えます。特に上位の企業は、提携企業を増やしていることもあり、今後も成長が予想されます。
ツルハホールディングスのみ売上高の前年比がマイナスですが、決算期を変更したため9.5ヶ月分の数値しかないためです。
1位:ウエルシアホールディングス
| 企業名 | ウエルシアホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:1兆2,850億500万円 2023年度:1兆2,173億3,900万円 2022年度:1兆1,442億7,800万円 |
| 平均年収 | 866万円 |
| 平均勤続年数 | 1.9年 |
| 平均年齢 | 53.1歳 |
| 従業員数 | 39人 |
| 主な勤務地 | 全国 |
| 主要エリア | 全国 |
| 本社 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田二丁目2番15号 |
| 企業URL | ウエルシアホールディングス株式会社 |
ドラッグストアの売上高ランキング1位は、1兆2,850億500万円でウエルシアホールディングスです。ドラッグストアを軸に、医薬品や化粧品、家庭用雑貨、食品などを販売する小売業を全国に展開しています。
ウエルシアホールディングスでは、多様な顧客ニーズに対応した店舗開発を進めているのが特徴です。調剤併設・カウンセリング営業・深夜営業・介護の4つを軸とした、独自のビジネスモデルを推進しています。
中でも、調剤薬局の併設に向けた取り組みが盛んです。2025年4月時点では約77%の店舗で調剤薬局を併設しており、将来的には80%以上の併設率を目指しています。
ウエルシアホールディングスの近年の動向
ウエルシアホールディングスでは、市場拡大に向けて積極的にM&Aを進めています。
直近のM&Aの動きでは、2024年6月に、長野県を中心にドラックストアチェーンを運営する「とをしや薬局」をを吸収合併しました。
また、同年9月には首都圏でスーパーを展開してる「いなげや」の子会社で、ドラッグストアを運営する「ウェルパーク」を完全子会社化しています。
ウエルシアHDが展開するドラッグストア
- ウエルシア薬局
- コクミン
- ププレひまわり
2位:マツキヨココカラ&カンパニー
| 企業名 | 株式会社マツキヨココカラ&カンパニー |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:1兆616億2,600万円 2023年度:1兆225億3,100万円 2022年度:9,512億4,700万円 |
| 平均年収 | 727万円 |
| 平均勤続年数 | 15.6年 |
| 平均年齢 | 45.2歳 |
| 従業員数 | 74人 |
| 主な勤務地 | 全国 |
| 主要エリア | 全国 |
| 本社 | 〒113-0034 東京都文京区湯島1丁目8番2号 MK御茶ノ水ビル7階 |
| 企業URL | 株式会社マツキヨココカラ&カンパニー |
ドラッグストアの売上高ランキング2位は、1兆616億2,600万円でマツキヨココカラ&カンパニーです。健康・美容・ウエルネスの3つの領域を軸に、ドラッグストア・保険調剤薬局のチェーン店経営に取り組んでいます。
マツキヨココカラ&カンパニーは、国内最多の店舗数を誇るドラッグストアです。主要事業は、マツモトキヨシグループとココカラファイングループで分かれています。
アジアNo.1のドラッグストアに向けて、国内だけでなく新たな進出国の開拓や海外店舗の展開も進めています。
マツキヨココカラ&カンパニーの近年の動向
マツキヨココカラ&カンパニーは、2021年10月に「マツモトキヨシホールディングス」と「ココカラファイン」が経営統合して誕生しました。
2024年度は、店舗とアプリ・オンラインストアを融合する施策の推進や、デジタルを活用した新しい調剤サービス「マツキヨココカラMe」をリリースしており、利用者の利便性向上を図っています。
また、プライベートブランド商品の開発も積極的です。グループ初のメンズスキンケア・ヘアケアプライベートブランド「KNOWLEDGE(ナレッジ)」の販売を開始し、ラインナップも拡大させました。
マツキヨココカラが展開するドラッグストア
- マツモトキヨシ
- ココカラファイン
3位:コスモス薬品
| 企業名 | 株式会社コスモス薬品 |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:1兆113億9,000万円 2023年度:9,649億8,900万円 2022年度:8,276億9,700万円 |
| 平均年収 | 488万円 |
| 平均勤続年数 | 7.1年 |
| 平均年齢 | 31.7歳 |
| 従業員数 | 5,702人 |
| 主な勤務地 | 全国(北海道・東北エリアを除く) |
| 主要エリア | 九州・中国・四国エリア |
| 本社 | 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東二丁目10番1号 JR博多駅東NSビルS館1階 |
| 企業URL | 株式会社コスモス薬品 |
ドラッグストアの売上高ランキング3位は、1兆113億9,000万円です。医薬品や化粧品、雑貨、一般食品などの日用消耗品を扱うドラッグストアを展開しています。
コスモス薬品は、小商圏(人口1万人ほど)をターゲットとしてメガドラッグストアを多店舗展開する、新しいビジネスモデルを構築しました。小商圏にエリアを限定することで、地域の圧倒的なシェアや顧客の信頼を得ています。
M&Aに頼らず、新規出店のみで市場を拡大しているドラッグストアです。持株会社を除くと、No.1の売上高を誇ります。
コスモス薬品の近年の動向
コスモス薬局では、新商勢圏である関東地区や中部地区、関西地区への店舗拡大に努めています。
2024年度には、関東地区に31店舗、中部地区に27店舗、関西地区に15店舗、中国地区に11店舗、四国地区に10店舗、九州地区に26店舗の合計120店舗を新たに出店しました。
コスモス薬品が展開するドラッグストア
- ドラッグストアコスモス
4位:スギホールディングス
| 企業名 | スギホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:8,780億2,100万円 2023年度:7,444億7,700万円 2022年度:6,676億4,700万円 |
| 平均年収 | 881万円 |
| 平均勤続年数 | 8.5年 |
| 平均年齢 | 46歳 |
| 従業員数 | 44人 |
| 主な勤務地 | 中部・関西・関東・北陸エリア |
| 主要エリア | 中部・関西・関東エリア |
| 本社 | 〒474-0011 愛知県大府市横根町新江62番地の1 |
| 企業URL | スギホールディングス株式会社 |
ドラッグストアの売上高ランキング4位は、8,780億2,100万円でスギホールディングスです。ドラッグストアの経営のほか、訪問看護や医療機関の開業支援事業などに取り組んでいます。
ドラッグストアの経営では、医薬品や健康食品、化粧品、日用品の販売都とともに、調剤併設型のドラッグストアの経営を推進しています。
健康維持から予防まで、一貫してサポートするための各種サービスを提供しているのが特徴です。
スギホールディングスの近年の動向
スギホールディングスでは、地域に特化した「核店舗」の展開を推進しています。核店舗とは、ドラッグストアとしての健康サポート機能を強化した店舗です。
各店舗でコミュニティスペースを設けて、セルフの健康測定コーナーをはじめ、管理栄養士や薬剤師による健康相談、保健指導、調剤などのサービスを提供しています。2024年度には、新たに130店舗を出店しました。
また、スギホールディングスでは、リアルとデジタルを融合させた新たな商品・サービスの提供を目指しています。スギ薬局アプリのバージョンアップやお薬手帳アプリのダウンロード促進など、DXの展開強化にも努めています。
スギHDが展開するドラッグストア
- スギ薬局
- ジャパン
5位:ツルハホールディングス
| 企業名 | 株式会社ツルハホールディングス |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:8,456億300万円 2023年度:1兆274億6,200万円 2022年度:9,700億7,900万円 ※決算期の変更により2024年度は9.5ヶ月決算 |
| 平均年収 | 604万円 |
| 平均勤続年数 | 20.1年 |
| 平均年齢 | 46.3歳 |
| 従業員数 | 209人 |
| 主な勤務地 | 全国 |
| 主要エリア | 全国 |
| 本社 | 〒065-0024 北海道札幌市東区北24条東20丁目1-21 |
| 企業URL | 株式会社ツルハホールディングス |
ドラッグストアの売上高ランキング5位は、8,456億300万円でツルハホールディングスです。ドラッグストア事業を中心に、調剤や介護、通信販売などにも取り組んでいます。
ツルハホールディングスでは、ドミナント戦略を推進しているのが特徴です。特定の地域に集中して店舗を出店することで、認知度の向上や早期のシェア拡大を図っています。
前年度から売上を落としていますが決算期を変更しており、2024年度は9.5ヶ月分の数値のためです。今年度の業績をキープできれば、2025年度は売上高が1兆円を超えるのが予想できます。
ツルハホールディングスの近年の動向
ツルハホールディングスでは、出店済みの地域においてドミナント戦略をさらに推進し、収益力の向上を図っています。新規出店やM&Aによる、市場シェアの拡大に向けた取り組みが盛んです。
調剤薬局の併設や100円均一、衣類、生鮮食品等の取扱商品を増やすなど、地域の特性に合わせた店舗づくりを進めています。
2024年度は不採算店舗の改廃を進め68店舗を閉店しましたが、新たに73店舗を新規出店しました。
ツルハHDが展開するドラッグストア
- ツルハドラッグ
- くすりの福太郎
- レデイ薬局
6位:サンドラック
| 企業名 | 株式会社サンドラッグ |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:8,018億1,100万円 2023年度:7,517億7,700万円 2022年度:6,904億6,200万円 |
| 平均年収 | 581万円 |
| 平均勤続年数 | 8.9年 |
| 平均年齢 | 34.5歳 |
| 従業員数 | 4,413人 |
| 主な勤務地 | 全国 |
| 主要エリア | 全国 |
| 本社 | 〒183-0005 東京都府中市若松町1丁目38番地の1 |
| 企業URL | 株式会社サンドラッグ |
ドラッグストアの売上高ランキング6位は、8,018億1,100万円でサンドラッグです。医薬品や化粧品、日用雑貨を販売するドラッグストア事業、食料品や家庭用雑貨などを販売するディスカウントストア事業を展開しています。
サンドラッグの特徴は、専門スタッフによる健康相談の対応や適切な服薬指導の実施など、付加価値の高いサービスを提供している点です。顧客の多様化するニーズに対応しながら、魅力ある店舗づくりを推進しています。
サンドラッグの近年の動向
サンドラッグでは、2025年度の売上高を1兆円に目標設定しています。
2022年3月はブランド力の強化に向けて、株式会社I-neからスキンケアブランド「skinvill」を買収しています。2022年10月には、四国エリアのフランチャイジーである「株式会社大屋」の全株式を取得し、完全子会社化しました。
また、M&Aだけでなく、新規出店による事業の拡大にも努めています。2024年度には90店舗を新規出店しており、98店舗で改装を実施して活性化を図っています。
サンドラッグが展開するドラッグストア
- サンドラッグ
- ダイレックス
- ドラッグトップス
7位:クスリのアオキホールディングス
| 企業名 | 株式会社クスリのアオキホールディング |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:5,014億7,000万円 2023年度:4,368億7,500万円 2022年度:3,788億7,400万円 |
| 平均年収 | 526万円 |
| 平均勤続年数 | 8.3年 |
| 平均年齢 | 35.4歳 |
| 従業員数 | 59人 |
| 主な勤務地 | 全国の店舗 |
| 主要エリア | 北信越・関東・東海エリア |
| 本社 | 〒924-8510 石川県白山市横江町5180番地 |
| 企業URL | 株式会社クスリのアオキホールディング |
ドラッグストアの売上高ランキング7位は、5,014億7,000万円でクスリのアオキホールディングスです。医薬品・化粧品を中心に、日用雑貨や食品、小物衣類などの生活必需品を販売しています。
住宅地を中心に、生活導線上にある幹線道路や主要道路沿いなど、利便性を第一に考えた出店を進めているのが特徴です。
また、品揃えの充実とともに、短時間で効率良く買い物できることを重視したレイアウトや店舗面積を設定しています。
クスリのアオキホールディングスの近年の動向
クスリのアオキホールディングスでは、M&Aによる食品領域の強化に努めています。
2024年に子会社である株式会社クスリのアオキは、千葉県でスーパーを展開している「木村屋」や愛媛県でスーパーを展開している「ママイ」を吸収合併しました。
多くの店舗を「クスリのアオキ」に屋号を変更し、豊富な生鮮食品と調剤薬局を併設した店舗に改装して、地域顧客への利便性拡大を狙います。
クスリのアオキが展開するドラッグストア
- クスリのアオキ
8位:クリエイトSDホールディングス
| 企業名 | 株式会社クリエイトSDホールディングス |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:4,570億9,300万円 2023年度:4,223億3,000万円 2022年度:3,809億6,300万円 |
| 平均年収 | 1,044万円 |
| 平均勤続年数 | 21.9年 |
| 平均年齢 | 51.3歳 |
| 従業員数 | 11人 |
| 主な勤務地 | 関東・中部エリア |
| 主要エリア | 関東・中部エリア |
| 本社 | 〒225-0014 神奈川県横浜市青葉区荏田西二丁目3番地2 |
| 企業URL | 株式会社クリエイトSDホールディングス |
ドラッグストアの売上高ランキング位は、4,570億9,300万円でクリエイトSDホールディングスです。ドラッグストア経営のほか、スーパーマーケットや有料老人ホーム・デイサービス事業に取り組んでいます。
ドラッグストア事業の主な業務は、医薬品や化粧品、食料品、日用雑貨品等の販売や調剤です。郊外型スーパードラッグストアのパイオニアとして、2025年5月時点で神奈川県を中心に787店舗を展開しています。
| 【郊外型スーパードラッグストアとは】 郊外に店舗を置く、面積が300㎡以上の大型店舗を指します。必要な商品を1ヵ所で買い揃えられるよう、食品や日用雑貨まで品揃えが充実しているのが特徴です。 |
クリエイトSDホールディングスの近年の動向
クリエイトSDホールディングスでは、2020年2月に食品スーパー「ゆりストア」を運営する、百合ヶ丘産業を買収しました。ドラッグストアと食品スーパーの複合出店や食品販売の強化を図っています。
また、市場拡大に向けて、出店強化や新業態店舗の展開、DXの推進に努めています。2024年度は新たに40店舗を出店し、Cremoと薬CREATEを融合させた大型店舗や生鮮食品を扱う新たな店舗を展開しました。
DX推進ではAI電子薬歴システムや無人受付機、調剤機器の導入などで薬剤師1人あたりの処方箋応需枚数の向上を目指します。
クリエイトSDHDが展開するドラッグストア
- 薬CREATE
- Cremo
9位:富士薬品
| 企業名 | 株式会社富士薬品 |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2023年度:3,862億3,700万円 2022年度:3,730億1,900万円 2021年度:3,715億4,700万円 |
| 平均年収 | – |
| 平均勤続年数 | 9.7年 |
| 平均年齢 | 39.5歳 |
| 従業員数 | 20,563人 |
| 主な勤務地 | 全国 |
| 主要エリア | 全国 |
| 本社 | 〒330-9508 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地 |
| 企業URL | 株式会社富士薬品 |
出典:連結財務諸表|富士薬品
ドラッグストアの売上高ランキング9位は、3,862億3,700万円で富士薬品です。1992年から開始したドラッグストア事業は、2024年3月末時点で1,271店舗展開しており、企業の主力事業に成長しています。
富士薬品の特徴は、医薬品業界で唯一の複合型企業として、商品の製造から販売まで自社内で完結している点です。医薬品を製造する企業として、健康的な暮らしを幅広い側面からサポートしています。
富士薬品の近年の動向
富士薬品では、DXの推進として店頭ストアメディア機「セイムスタッチ」の全店導入を進めています。顧客の会員情報と過去の購買データを読み取り、その日に使える最適なクーポンを発券する装置です。
クーポンの発券と同時に、新商品のキャンペーン情報やリピート購入の促進をすることで、全体の購買率の向上を図っています。
富士薬品が展開するドラッグストア
- ドラッグセイムス
- ドラッグユタカ
- アメリカンドラッグ
10位:カワチ薬品
| 企業名 | 株式会社カワチ薬品 |
|---|---|
| 3年間の売上高 | 2024年度:2,878億1,600万円 2023年度:2,859億6,000万円 2022年度:2,818億7,100万円 |
| 平均年収 | 557万円 |
| 平均勤続年数 | 13.5年 |
| 平均年齢 | 36.6歳 |
| 従業員数 | 2,530人 |
| 主な勤務地 | 関東・中部・東北エリア |
| 主要エリア | 関東・中部・東北エリア |
| 本社 | 〒323-0061 栃木県小山市卒島1293 |
| 企業URL | 株式会社カワチ薬品 |
ドラッグストアの売上高ランキング10位は、2,878億1,600万円でカワチ薬品です。医薬品や化粧品、日用雑貨、食料品、酒類などの販売や調剤薬局併設型のドラッグストアの経営に取り組んでいます。
カワチ薬局の特徴は、売り場面積400坪を超える「メガ・ドラッグストア」を展開している点です。日常生活に欠かせない商品を豊富に取りそろえることで、顧客満足度や来店頻度の向上を図っています。
また、主要生活道路沿いに店舗を展開したり、広大な駐車場を設けたりなど、利便性を追求した店舗づくりを進めています。
カワチ薬品の近年の動向
カワチ薬品では市場占拠率の向上に向けて、基幹店舗である調剤薬局併設型のメガドラッグストアと、小商圏(人口1万人ほど)でのシェア獲得を図る小型店舗を重点的に出店しています。
また、新規出店加速に向けて、物流網の整備や体制強化などにも取り組んでいます。IT活用による全体効率化が課題とされており、問題の抽出と改善を進めていく方針です。
カワチ薬品が展開するドラッグストア
- カワチ
- ドラッグストア クラモチ
- アイココチ
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ドラッグストアの店舗数ランキング

| 企業名 | 店舗数(前年比) |
|---|---|
| マツキヨココカラ &カンパニー |
3,499店舗(↑) |
| ウエルシア ホールディングス |
3,013店舗(↑) |
| ツルハ ホールディングス |
2,658店舗(↑) |
| スギ ホールディングス |
2,185店舗(↑) |
| コスモス薬品 | 1,609店舗(↑) |
| サンドラッグ | 1,542店舗(↑) |
| 富士薬品 | 1,271店舗(↓) |
| アイン ホールディングス |
1,231店舗(↑) |
| クスリのアオキ ホールディングス |
953店舗(↑) |
| クオール ホールディングス |
920店舗(↑) |
参考:各社の有価証券報告書、決算報告書、公式HP
各社発表の店舗数を基に、ランキングで紹介しています。1位はマツキヨココカラ&カンパニーで3,499店舗、2位はウエルシアホールディングスで3,013店舗、3位はツルハホールディングスで2,658店舗でした。
1位のマツキヨココカラ&カンパニーは、2021年にマツモトキヨシとココカラファインが統合したことで、業界No.1の店舗数を誇る企業となりました。
ドラッグストアに転職するなら、ビズリーチの利用がおすすめです。ハイクラス求人を豊富に取り揃えており、希望の条件に合った企業を紹介してくれます。
ドラッグストア業界の市場シェア率(占有率)
| 上位5社のシェア率内訳 | ||
|---|---|---|
| 会社名 | 2023年度 | 2024年度 |
| ウエルシア ホールディングス |
14.3% | 14.2% |
| マツキヨココカラ &カンパニー |
12.0% | 11.7% |
| コスモス薬品 | 11.3% | 11.2% |
| スギ ホールディングス |
8.7% | 9.7% |
| ツルハ ホールディングス |
12.1% | 9.4% |
| 上位5社の合計 | 58.4% | 56.2% |
ドラッグストア業界では、M&A(企業の合併・買収)や事業提携、店舗数の拡大が活発に行われ、上位の企業のシェア率が高くなっています。2024年度の販売実績で見ると、上位5社が56.2%と半分以上を占めていました。
なお、2024年度は前年度からシェア率を落としていますが、ツルハホールディングスが決算期を変更し、9.5ヶ月分の数値しか計上していないためです。
ドラッグストア業界では、調剤併設店舗の拡充や、スーパーやコンビニ客層のシェア獲得の動きが見られます。今後も大手企業のシェア拡大は続くでしょう。
ドラッグストアでの食品・日用品の割合
経済産業省| 商業動態統計調査を基に作成
ドラッグストアでは、近年食品や日用品が充実しています。販売額で見ても、食品の割合が約3割で最も多く、次いで家庭用品になっています。
ドラッグストアの利益の根幹となる医薬品は、粗利率が高い商品ですが、回転率は高くありません。そのため、食品や日用品といった消費頻度が高い商品を扱うことで、集客を増やすのが狙いです。
また、利益率が高い医薬品や化粧品を扱っているため、食品などの値下げがし易いという強みがあります。価格の安い食品や日用品などの商品を増やすことで、コンビニやスーパーの客層を取り込んでいます。
調剤薬局併設ドラッグストアの強化
ドラッグストア業界では、調剤薬局を併設した店舗が増加しています。狙いとしては、調剤の売上の向上や、薬の処方を受ける顧客を集客できる点があります。
実際に、各社は調剤併設店の拡大目標を立てています。ウエルシアは、2026年までに調剤併設率を80%にするとし、ツルハでも調剤売上高を、2025年5月期に1400億円にするとしています。
調剤薬局併設のドラッグストアは、顧客側にとっても利便性が高いため、増加する動きはしばらく続くでしょう。それに伴い、薬剤師人材の需要も増加する見込みがあります。
ドラッグストアで進むDX化
ドラッグストア各社は、DX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進しています。背景としては、近年の社会変化によって生活様式が変わった点が大きいです。
例えばウエルシアでは、対面せずに服薬指導が受けられる「オンライン服薬指導」や、人が多いタイミングを避けられる「混雑チェックアプリ」などを行っています。
他にも、オンラインショップの開設や、配達サービスとの連携、自社アプリの開発など各社様々な取り組みを行って、ユーザーのニーズへの対応や、利便性の向上を狙っています。
ドラッグストアで働く薬剤師に必要なこと

商品知識
ドラッグストアでは、医薬品以外にも食品や日用品、ヘルスケア用品なども扱っています。薬剤師でも、お店で扱っている商品についての幅広い知識が必要です。
ただし、ドラッグストアによっては調剤薬局部分とドラッグストア部分を分けているところもあるので、調剤業務のみを担当する場合もあります。
販売スタッフとしてのスキル
ドラックストアで働くなら、販売スタッフとしてのスキルが必要です。調剤薬局が併設されて店舗であれば、調剤業務がメインになりますが、レジ打ちや品出しなどの業務を行うこともあります。
会社の方針によっては、薬剤師と販売スタッフの役割を分けていることもあるので、働く前に業務内容をよく確認しておきましょう。
コミュニケーション能力
ドラッグストアでは、一般の販売スタッフや登録販売士も働いています。円滑に仕事を行うなら、一緒に仕事をする人たちと連携を取るために、コミュニケーション能力が必要です。
また、利用客に対して、服薬指導やOTC医薬品の提案を行うこともあります。症状や要望を聞き取って提案する、接客スキルとしてのコミュニケーション能力も重要です。
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ドラッグストアへの転職のコツ

- 転職の目的を明確にする
- 企業・業界研究を入念に行う
- キャリアの棚卸しをする
- ドラッグストアへの志望動機を固める
- 転職エージェントを利用する
転職の目的を明確にする
ドラッグストアへの転職に限りませんが、転職の目的を明確にすることは非常に重要です。まずは、転職によって実現したいことを整理して、優先順位にまとめましょう。
残業が少なくしたい、年収を上げたいなど、目的によって選ぶべき企業も変わります。また、転職の目的がハッキリしていないと、志望動機も曖昧になり、面接でうまく答えられません。
もし、転職の動機をうまく言語化できないなら、転職エージェントに相談しましょう。対話しながら、何故転職したいのかを掘り下げていくことで、転職の目的を明確にできます。
企業・業界研究を入念に行う
転職をする際には企業・業界研究は非常に重要です。転職では、就活と違い高い目的意識が求められます。企業のHPやプレスリリース・投資家向け情報・業界専門誌などをチェックして、企業理念や動向を把握しましょう。
特にドラッグストアのような競合が多い業種では、他社と違う点や企業に共感できるポイントなどを説明できる必要があります。自分の志望動機や、将来会社でどのように活躍していきたいかなどと繋げておくと、説得力が増します。
企業の情報収集には転職エージェントも役立ちます。転職エージェントは企業との繋がりがあるため、内部事情に詳しいです。
キャリアの棚卸しをする
キャリアの棚卸しのポイント
- 今までの職歴
- 職務内容
- 実績と評価
- 保有スキル
- やりがいを感じた経験
- 失敗の経験
転職するときには、キャリアの棚卸しをしましょう。キャリアの棚卸しをすることで、自分の強みが明確になり、どこをアピールするべきかが見えてきます。
また、どんな仕事が得意なのか、やりがいを感じるのかもわかるので、将来のキャリアプランを立てる際にも役立ちます。
ドラッグストアへの志望動機を固める
ドラッグストア業界を選んだ理由
ドラッグストア業界を選んだ理由について、具体的に説明できるようになっておきましょう。
薬剤師の場合は、薬局や病院などの他の選択肢があります。その中でドラッグストアで働きたい理由を、うまく伝えられるよう整理しておくべきです。
そのドラッグストアを選んだ理由
ドラッグストアには、競合が多くあります。数あるドラッグストアの中で、なぜその企業を選んだかを伝えましょう。企業理念に共感する点を、自分の具体的な経験を交えて説明すると効果的です。
また、調剤業務や服薬指導など、自分が携わりたい業務内容に合わせて、自分のスキルをどう活かしたいのか伝えられるようにしてください。
転職エージェントを利用する
転職する際には、転職エージェントを必ず利用しましょう。転職エージェントは企業を紹介してくれるだけでなく、面接対策や年収交渉、日程調整などの転職サポートを行ってくれます。
また、業界特化の転職エージェントは、業界でどんなスキルや経験がアピールポイントになるかも詳しいです。ドラッグストア業界の転職に有利なポイントを知っておけば、将来のキャリア形成にも役立ちます。
最低でも2社以上は転職エージェントに登録を行い、自分に合った担当者の支援を受け、良い転職活動を送れるようにしましょう。
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まとめ
ドラッグストアの売上高をランキングで紹介しました。1位はウエルシアホールディングスで 1兆2,850億500万円、2位はマツキヨココカラ&カンパニーで 1兆616億2,600万円 、3位はコスモス薬品で1兆113億9,000万円です。
ドラッグストア業界は、大手企業が地域への店舗拡大や、調剤薬局併設ドラッグストアの割合を伸ばしていく動きがあります。薬剤師の人手不足が叫ばれているので、転職するなら良いタイミングと言えるでしょう。
転職をするなら、ビズリーチやマイナビエージェントなどの転職エージェントを利用すると効率的です。業界のプロが求人探しを手伝ってくれるので、1人では見つからなかった求人も見つけられます。
参考文献
| 金融庁 | EDINET |
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| 経済産業省 | 商業動態統計 |
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